「床下仙人」っていうの、今更読みました。

「大仏男」が面白かったから、同じ作家さんの本が読みたくなってね。

で、「床下仙人」短編集なんだね。

いきなり話終わっちゃったからビックリしてしまいました。

話の内容は、猛烈社員が奥さんを放ったらかして仕事にかまけてるんだけど、

そんな家庭にある時、仙人みたいな人が住み着くっていうお話です。

短編集って思ってなかったから、まだ続くんだろうと思ってページをめくったら

もう終わりってなってて、なんか尻切れトンボで不満な感じがしたよ。

ま、面白いから終わるのが不満になるんだけどね。

他の短編も結構面白かった。

なんだか、この作家さんは共産主義者なのかな?って思う位、社会に対するアンチテーゼが秘められてるように思いましたよ。