かなりショックキングな事なのですが、従兄弟が破傷風に罹り入院しています。
概ね入院から３週間たっている今日、やっと眼を開けることが出来るようになり聴覚も正常でした。
まだ、挿管の為に食事も摂れず声を聞く事もできなかったのですが、極めて致死率の高い感染症であることを思うと一安心できました。
先週、先々週もお見舞い行ったのですが、全身の痙攣への対応の為、筋弛緩剤を投与し麻酔で
眠らせている状態でした。 自ら呼吸する事は出来ず、人工呼吸器に繋がれ挿管された状態です。
調べてみたのですが、破傷風菌というやつは全世界の土壌に生息しているようです。空気を嫌う為、芽胞と言う形で生息するようです。 こいつが憎らしいことに、菌の状態でいるよりやっかいで我々が家庭でできるような消毒では死なないようです。 芽胞が体内に侵入し発芽し菌として活動すると、ある毒素をどんどん作るようです。 その毒素が痙攣や、恐ろしい痛みを引き起こすとのことです。体内の破傷風菌はペニシリン等の抗生物質でやっつける事ができるようですが、生成された毒素は患者が戦うしか無いようです。
感染源についてもやっかいで、患者の２から３割は体のどこから破傷風に感染したかが特定できないとの
ことです。 どうしようね。 土いじり（園芸／家庭菜園）などが好きな人は予防接種をした方がいいかも
しれません。 小さな傷でいちいち病院に行けないものね。 感染して始めの症状に開口障害というのがあるので、あれ口が上手く開かないと思ったら速攻病院へ。 猛烈な痛みが襲ってくる前にね。
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