手塚治虫 の ブッダ  赤い砂漠よ ! 美しく

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先日 友人の Pちゃんが WOWOWで みたのを 私も WOWOW を 録画して 観た。

シッダルタ って あんな よわっちぃ かんじの 人 ? ? ? と 私も 違和感。


Pちゃんが 書いてた 古い サニヤシン と 弟子の 話

私には 和尚 ネオタロットの 24 力の誤用 の 話に みえた。

それも  お咎めは サイキックの少年ではなく それを 許した 弟子に っていうのは

私たち 道に あるもの と そうではないもの の 責任の重さ の差 なのでは と 思った。

意見が 異なって いいあえて 楽しいね。


これは 感想ではなくて 私の個人的な 疑問なのだけれど

「どの 程度の こと が ゛力の誤用゛ 」  なの?

私の場合 好きな人 に 「こっちを向いて」 「好きになって」 と

ほぼ そういう 誤用 で。

そういうのって 料理を作る とか 押し倒す とか 

そういうこと と そんなに 差は ないことだと 私は 思っているのですが。

された 方  いかがでしょう?

できれば ご感想を おねがいします。







24. 力の誤用 Misuse of Power

力を使うときは、相手の人、そして存在全体への深い尊敬と愛をもっていなければなりません。

あなた独自の知的な考えで、誰かほかの人の生を邪魔してはいけません。

もしあなたがなにか力をもっていたら、他人を操らないこと、それを創造的に使いなさい。

 ラーマクリシュナにはひとりの弟子、ヴィヴェカナンダがいた。

そしてアシュラムには、カルウという名の非常に単純で無垢な男がいた。

知的なタイプで、議論好きのヴィヴェカナンダは、このカルウをいつもからかっていた。

 カルウは自分の部屋を寺院のように作りあげていた。

インドではどんな石でも神になることができる。

だから彼は自分の小さな部屋に三百に近い神々をもっていた。

ヴィヴェカナンダはいつも彼に言っていた。

「この神々を全部ガンジス河に捨てろ! まるでなんの意味もない——神は内側にある」 

だがカルウは言った。「私はこの石たちを愛している。美しい。ガンジスが私に与えてくれたのだ。
いまになって投げ返すなんてできないだろう? いや、私にはできない」

 ヴィヴェカナンダが彼の最初の"サトリ"を、最初の力の洪水を伴って達成した日、

考えが彼のマインドのなかに入ってきた

……少し遊んでみようと思って、彼はその考えをカルウのマインドに映し込んだ。

「カルウ、自分の神々を全部もって行って、ガンジス河に捨ててきなさい」

 ラーマクリシュナは外に坐っていた。彼はこのゲーム全体を見た。彼は映し込まれた思考を見たにちがいない。

だが、彼は待った。カルウが大きな包みをもって出て来た。彼はひとつの大きな袋に神々をすべて入れて運んでいた。

ラーマクリシュナは彼を止めて言った。

「待ちなさい! どこに行く?」

 カルウは言った。

「これはばかげているという考えが私のマインドに入ってきました。これらの神々をすべて捨ててこようと思います」

 ラーマクリシュナは言った。

「待っていなさい」 

そして、ヴィヴェカナンダが呼ばれた。

 ラーマクリシュナは非常に怒って叫んだ。

「これが力を使う道だというのか?」 

そしてカルウに言った。

「お前は自分の部屋に戻りなさい。お前の神々をもとの場所に戻すがいい。これはお前の考えではない、ヴィヴェカナンダのだ」

 カルウはその考えが変な感じだったことを認めた。

あたかも外側から打たれたかのようだった、それにとりつかれてしまったようだった、と。

 ラーマクリシュナはヴィヴェカナンダに対して非常に怒っていたので、彼にこう言った。

「もう、お前の鍵は私が預かる。お前は二度と再びこれ以上の"サトリ"を得ることはない……

お前は死ぬまさに三日前にこの鍵を受け取ることになる」

 そしてそのとおりのことが起こった。彼は何年ものあいだ泣き、すすり泣いた。

だが二度と"サトリ"を得ることはできなかった。彼は激しい努力をした。

ラーマクリシュナが死の床にあったとき、ヴィヴェカナンダは彼に言った。「私の鍵を返してください」 

だが、ラーマクリシュナは言った。「だめだ、お前は危険に思えるからだ。

そうした力が、そのように用いられてはならない。お前は待つがいい。お前はまだそれに見合うほど純粋ではない。

お前は泣きつづけ、瞑想しつづけなさい」

 そしてヴィヴェカナンダは、自分が死ぬまさに三日前に、もうひとつの"サトリ"を得た。そして彼は自分の死が来たことを知った。

SUFIS : THE PEOPLE OF THE PATH, Vol.1, pp.290-292
MISUSE OF POWER
24. 力の誤用 Misuse of Power