着信があった友達に電話をかけ直しました。



彼女が喪中だったことを忘れて新年の挨拶を言ってしまいましたが
そんなことは全く気にしない彼女は快く挨拶を交わしてくれました。
彼女は独特な感性の持ち主で
彼女との会話の中で彼女の口から繰り出される言葉は私の日常には全くない言葉ばかりでとても興味深いものになります。
「女を恨んできた男だからさ」
「最後は女に癒されて逝ったよ」
「精一杯の愛で看てやったのに、恐ろしいって言われてさ…」
「いやぁ、私も死というものを受け入れたよ」
私のとって本当に面白い表現です。
私も2年前までは事を起こす基準に
‘そうなっても死なへんわ’
という言葉がありました。
例えば
すごく好きなものを食べようとして
ポロっと落としてしまったとしても
‘死なへん、死なへん’
パクって



いやいやそれより自分に落ちた物を食べさせるほうがどうなの⁉️
それが今のパートナーさんに出会って喧嘩をした時
もう死ぬ
え???
この人と離れるくらいなら死んだ方がマシ
と
何?
この気持ちって
なにかの任侠映画⁉️
それともかなりロマンティックなアニメ⁉️
と自分でも自分の心に湧いて出てきた言葉に
ビックリ仰天‼️
死なないようにと生きていた私の前提が
クルンとひっくり返り
死んでもいいという人生の前提になってしまいました。
これが私の‘死を受け入れる’という事柄ですが
友達の‘死を受け入れる’とは少し違いがあるかもしれませんが
死ぬということの感覚が違ってきました。
彼女はお父様の死を通して
私はパートナーを通して
死生観が変わりました
興味深いことでした

#ほんだかずみ
