ドゥルガー女神はたくさんの武器を持っています。

 円盤、三叉矛、剣、メイス、斧、弓と矢・・・etc

  

 しかし本来はそんな武器などなくても

 邪悪なものはドゥルガーを見ただけで死んでしまうと

 聖典デーヴィーマハートミャには記されています。

 

 他にもドゥルガーがhumという真言を唱えれば

 敵の軍勢は一瞬で灰になってしまいます。

 

 この種字真言は密教でも頻繁に用いられますが

 神様レベルの存在が唱えると途轍もない効果があるのですね。

 

 しかし、あえてドゥルガーは自分の武器で敵を殺します。

 血と殺戮を愉しむ女神だから? 

 いいえ、違います。

 

 ドゥルガーの武器で殺されることによって悪魔は浄化されます。

 そうして浄化された悪魔は天国に行ける・・・

 デーヴィーマハートミャではそのように説明されています。

 

 つまり、相手が悪魔のような輩であっても

 救済のためにあえて武器を使っているというのです。

 

 戦いの神、ドゥルガーらしい『慈悲』の形だと思います。