知識に同一化することの危険性について
2009年3月、ユニティインスティチュートの恩寵の法則という3日間のワークショップに参加しました。
その後、二年間のサトルボディヒーリングのトレーニングに参加し、
さらに、エッセンシャル・リビングという1年のワークショップに参加、
さらに、2年間のエッセンシャルライフ・コンサルティング・トレーニングに参加、
そして、昨年2015年、ハート瞑想ティチャートレーニングに参加しました。
もう、6年半いろんなことを体験してきました。
ユニティインスティチュートの講師は、Leela(リーラ)、Prasad(プラサード)、Alvina(アルヴィナ)の3人です。
彼らは、OSHOがまだ体を離れる前から、インドのプーナ(プネー)にある瞑想センター(世界中から何万人も集まるOSHOの総本山のようなところ)で100人以上のグループをリードしていた人たちです。
彼らの素晴らしいところは、彼ら自身が瞑想を深める中で、自ら体験を通して理解したことを、
言葉で「これはこうです。」と説明するのではなく、私たちが体験を通して観て、聴いて、触れて、直接理解できるようにガイドしてくれることです。
もちろん、説明が必要なことは説明してくれますが、その時彼らはよくこう言います。
「私たちが言う事を信じないでください。」
「実際に試してみて、それが本当かどうかを確かめてください。」
そう言って、実際に体験できるようにガイドしてくれるのです。
これは、とても素晴らしい在り方だと感じます。
なぜなら、そうやって体験を通して初めて、本当の理解が起こるからです。
そして、その事を体験したなら、他のことも自ら体験を通して理解できるようになり、いつまでも人に訊き続け頼り続けなくてよくなるからです。
一方、通常の私たちは、これとは全く逆のやり方で育ってきています。
親や先生や学者や誰かが言うことをそのまま信じ込み、自分は知っているという表面的な偽りの安心感の中に眠り込んでいます。
そして、それはとても危険なことでもあります。
例えて言うなら、1192年日本で何があったでしょうか?
いい国作ろう鎌倉幕府、ですよね。
でも、それって、本当でしょうか?
その時に、生きていて、実際に見た人は誰もいませんよね?
それが本当かどうか分からない。
にも拘らず、そうだと信じ込み、それを知っていると思い込んでいる。
そして、知っている自分は偉くて、知らない自分はダメだと思い込んでいる。
どちらにしても危険です。
そして、知っていると思い込むなら、もうそれが本当かどうかは調べなくなります。
私たちは、このやり方を長い間(今生だけでなく過去生でも)やってきていますから、
スピリチュアルなこと(精神世界)でも、そのようにして単に知識を集めてしまいがちです。
しかし、それは危険です。
一つには、本で読んだり、ネットで見たり、人に聴いたりしたことを鵜呑みにして信じ込んでしまう。
間違っているかもしれないし、もしかしたら意図的な嘘かもしれないのにね。
二つ目には、読んだり見たり聞いたりしただけでは、単なる情報に過ぎず、本当の意味での理解は起こっていないのに、
「もう私は知っている。」
と思い込み、自ら体験を通して理解する機会を逃してしまう。
それで今生を終わってしまうなら、また次の生でやり直しです。
三つ目には、教えてくれる人を信じ込んでしまい、いつまでも依存してしまう。
そして、やっぱり、そのまま死んでしまうと、もう一回生まれ直してやり直しです。
これは、教える人に取っても危険です。
先生と言う立場に同一化し、単に情報という知識を持っているだけなのに、私は知っているという偽りのパワーを得て、本来の自己へと戻る妨げとなるからです。
答えは、私たち一人一人の中に在るのです。
それを思い出し、それで在ること、それこそが真のスピリチュアルです。
それは、知識と言うものではなく、体験を通して理解することなのです。
知識と言うのは、頭のものです。
頭に同一化しているのが、苦しみの原因です。
解決は、頭(思考)との同一化から離れ、気づいている意識、すべてを観照している意識に戻る事です。
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