人生とは、目的地に向かって一直線に進むものではありません。
それは、浅はかな思考が思い描く幻想です。
ですから、順調に進んでいたのに目的地とは真逆の方に運ばれたとしても、心配したり逃げ出そうとしなくて大丈夫です。
ただ、くつろいで気づいていて、思考の考える幻想ではなく深みから向かいたい方向を見つめつつ、今に寛いで気づいていることです。
もちろん、内側に反応している感情や思い込みやプログラムがあれば、それにも気づいてあげ、癒してあげる必要があります。
それがあるからこそ、それに気づいて癒してあげる必要があるからこそ、真逆の方向に導かれたように見えるのですから。
そして、それは、一直線に真逆の方向に進み続けるのではなく、また急旋回で戻ったりします。
ですから、一々これは良くてあれは悪いなどと悩んだり拒絶するのではなく、そうか！とあるがままに受け入れるのです。
そうすれば、必要な応答は深みからやってきます。
何がそう展開するか、結果的にどうなるかは、人生終わってみないと分からないのですから。
そもそも、今生が終わったところで、もっと大きな視点では何がよくて何が悪いかなんて、まだまだ分からないのですから。
2008年8月31日に体が壊れ、日に日に衰弱していくなか、答えを求めていろんなところに行きました。
しかし、「もう間もなくこの体は死ぬのだな。」と覚悟するほど衰弱した時に、サトルボディヒーリングに出合いました。
その時はまだ、なぜこうなったのかの答えは得られませんでしたが、人生についての答えが与えられ、「そうか、それはまだやってなかった！それが本当ならば、もう一度生きたい！！」と決意が起こりました。
それは、例えるならば、ジャット機で目的地に向かって飛んでいるときに、突然エンジンが止まり、海面に向かって真っ逆さまに落ちているような状態でした。
その極限の状況の中でも、目的地を諦めず、今に居て、解決策を探していました。
その時、無線で補助エンジンのことを知り点火したら、これまで体験したことがないようなハイパワーに驚きました。
そして、海面すれすれで操縦かんを引き胴体を海面にこすりながら何とか水平飛行に戻し、その後徐々に機首を上げ急上昇したようなものです。
これ、もうエンジンも止まってしまったし、目の前は海しか見えないし、その先は墜落して死ぬしかない、という思考に同一化していたら、もう終わっていたんです。
でも、深みに繋がり、諦めなかったなら、必ず必要なサポートは与えられます。
存在は、私たちが本来の自己を発見し、それを生きることを途方もなく愛しサポートしてくれているのですから。
そして、私たちは一見バラバラのように見えるのですが、すべては存在という海から出た波であり、地球の上に生えた木のように一つに繋がっています。
そして、それぞれが本来の自己を発見し生きることを互いにサポートしあっているのです。
それは、瞑想やスピリチュアルなことに全く興味がなく無意識な人たちも例外ではありません。
すごく無意識で、自分が何をしているのかも気づいていないような人ほど、時々強烈な禅スティックをもたらしてくれ、目覚めの機会を与えてくれたりするものです。
そして、自分自身が死にかけるほどの状態から、毎日毎日自分自身を癒し続ける中で、勇気・忍耐・信頼・強さ・というような質を育まれました。
それは、今でも人生を楽しむうえでとても強力にサポートしてくれています。
そして何より、そのような状況からでも復活できることを経験したからこそ、どんなに大変な人がやってきても「大丈夫ですよ^^」と、この身の深みから自然と言葉が出るのです。
カルマ（傷や感情や思い込みやプログラム）を癒し、本来の自己を発見する、サトルボディヒーリングのセッションについて、詳しくはこちらをどうぞ
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