感情、それは、ほとんどすべての人にとって、苦しみの原因です。
そして、スピリチュアルな集まりに行っても、大抵の場合は「感情を感じなさい」と言うだけで終わってしまいます。
しかし、怒り・恐怖・不安・恐れ・悲しみ・無力感・罪悪感・嫉妬・・・
そういった感情がたくさん蓄積されている場合、
ただ感情を感じようとしてもうまくいきません。
感じようとしても、感情に呑み込まれ感情に突き動かされるか、
いつまでも感情に圧倒され苦しみ続けてしまいます。
なぜなら、私たちは思考に同一化しているからです。
この図が示すように、
思考は、意識の一番外側にある無数の点の集まりのようなものです。
蓄積されたたくさんの感情は、体の内側にあります。
無数の点のような思考は、感情に対して何もすることができません。
無力です。
思考にとって内側はすべて隠されていて、ブラックボックスのようなものです。
だから、内側は潜在意識とか無意識と呼ばれているのです。
思考は、感情を感じているつもりで、感情について考えてしまいます。
「この感情があるのは、なぜだろうか?」
とか
「誰のせいだろうか?」
とか。
そして、感情を感じさせられる相手や状況について、あれこれと考えてしまいます。
そして、あれこれ考えることで、更に感情が活性化され大変になります。
さらに感情が活性化され大変になると、更に思考が活性化されます。
すると、さらにあれこれ考えてしまいます。
さらにあれこれ考えてしまうと、さらに感情が活性化され大変になります。
このループが無限に続き、苦しみをどんどん酷くします。
また、感情は、ただ感じるだけでは無くなりません。
いつまでもそこにあり続けます。
そして、いつまでも苦しんでしまいます。
酷いと、何度も何度も感情を感じようとすることで、感情を何倍にも蓄積してしまうこともあります。
感情は、ほとぼりが冷めると、再び内側に隠れてしまいます。
そして、再び同じような人や状況を引き寄せ、再び活性化してしまいます。
感情はエネルギーです。
感情を感じるためには、感情がどこにあって、どんなエネルギーなのかを知覚できなくてはなりません。
それは、肉体の目では、観ることができません。
肉体の耳では、聴くことができません。
肉体の手では、感じることはできません。
そのような状態では、感情を感じることはできません。
また、感情を感じようとしても、思考に同一化したままでは、簡単に感情に呑み込まれ圧倒されてしまいます。
感情を感じようとする前に、自分が感情でもなく、思考でもないことに気づかなくてはなりません。
このすべてを解決へと導いてくれるのが、ハートです。
ハート、それは肉体の心臓ではなく、エネルギーセンターのハートです。
それは、第4チャクラとも呼ばれています。
ハートに繋がり、感覚を内側に開くなら、感情がどこにあって、どんなエネルギーなのかを観て、聴いて、触れて、感じることができるようになります。
ハート、それは、すべてをあるがままに受け入れる広大なスペースです。
ハートに繋がりハートを育むなら、ハートのスペースが感情を受け入れてくれるようになります。
すると、感情に呑み込まれたり圧倒されることが無くなります。
なので、感情を感じることが楽にできるようになります。
またハートは、蓄積されたたくさんの傷や感情や思い込みを癒してくれます。
感情がどこにあるのかを知覚し、受け入れることで、ハートが感情を溶かしてくれます。
相手を殺してしまいたくなるような激しい怒りも、
体が震えてしまうような強い恐怖も、
ハートがあるがままに受け入れ、癒してくれます。
蓄積された感情は、凍りついたエネルギーです。
それが、溶けて消えていきます。
そうです、感情は手放したり、捨てたり、避けたり、無視したりする必要はないのです。
溶けて消えていったなら、何の問題も無くなります。
たまに耳にしたり目にする例で、「感情を手放しなさい。」というものがあります。
しかし、感情を手放すというのは、とても高度なことなのです。
ほとんどの人は、それが何を意味するのかさえ分からずに言っているようです。
感情を手放すためには、感情がどこにあり、どんなエネルギーなのかを知覚する必要があります。
さらに、「その感情は、自分が掴んでいただけだった。」と氣づく必要があります。
これは深く高度な氣づきを要します。
感情がどこにあるのかも分からず、自分で感情を掴んでいることにも氣づけず、手放したと思っていても、実際には感情はそのまま残っています。
もし、感情を捨てたとしても、裏からこっそりと戻ってきたりします。
その証拠に、また同じような状況を引き寄せ、同じような感情に苦しみます。
そして、大切なことは、感情を何とかして苦しみから自由になることではありません。
感情をあるがままに受け入れることで、本当の自分は感情を超えた存在だったということを思い出すことです。
さらに、感情が癒されることで、内側に隠されていたたくさんの本質を再発見することです。
そして、本来の自己を思い出し、それを生きることです。
こんなに素晴らしいハートですが、残念ながら大半の人はハートを忘れてしまい使っていません。
ですから、ハートは何十年もギプスで固められた筋肉のように退化し小さくなっています。
もし、感情から自由になり、本来の自己を思い出し、それを生きたいなら、ハートを目覚めさせ育むことが必要です。
ハートのリハビリが必要です。
ハートのリハビリは、CDを聴くだけで簡単にできます。
毎朝20分を捧げるなら、ハートは日々成長していきます。
やがてハートが成長したなら、感情がどこにあり、どんなエネルギーかを知覚できるようになります。
そして、ハートが充分に強く大きく成長したなら、ハートが感情を受け入れ変容してくれます。
そして、更に深くにある本質を発見し、育んでくれるのもハートです。
ハートのリハビリには、「ハートを開く」というCDがお勧めです。
もし、
「CDだけでは、なかなかハートを感じられない。」
「何かサポートがほしい。」
そんな風に感じるなら、ハート瞑想会に参加するか、個人セッションがお薦めです。
ハートのシンクロニシティで繋がり、一歩ずつガイドしていきますので、誰でも簡単にハートに繫がることができるようになります。
一旦ハートに繋がったなら、あとは日々ハート瞑想を続けることで、ハートが成長していきます。
ハート瞑想については、ことらをどうぞ。
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