自分は充分でない自分は充分でない自分はダメたという思いは、単なる思考ではなく、そう感じさせられた過去の出来事と、その時の傷や感情が、記憶と一緒になって絡まり凍りついている。だから、単に自分は充分でなくてもいいとか、自分はダメではないなどと思い込もうとしても無駄なのです。それは、傷の上にパントエイドを貼ったようなもので、傷が治った訳ではないのですから。