私たちは、この星で、人生を楽しむために必要なものは、すべて携えてやって来ました。
決して、何の目的もなく、何の宝もなく、偶然やって来た訳ではないのです。
人生を楽しむために必要なのは、先ずは、
自分はいったい誰なのか?
本当の自分は何なのか?
を思い出すことです。
それは、覚醒、目覚め、アウェイクニングなどと呼ばれたりもします。
何十年も、何生にも渡って瞑想しても、何処にも何にも辿り着けないというのは、とても辛いものです。
私自身、日に日に衰弱する体を抱え、このまま死んでいくのか、それもいいか、と思いつつ、
唯一の心残りは
「今生もまた、辿り着けずに終わるのか!!」
でした。
その思いがあったからこそ、いろんな所へ行き、たくさんの人に助けられました。
何十年も、何生にも渡って瞑想しても、何処にも何にも辿り着けなかったとしても、
それは、何かが足りない訳ではないのです。
シンプルに、方法が間違っていただけなのです。
ただ座るだけ、ただ瞑想するだけでは、なかなか辿り着けないだけなのです。
ただ経典や悟りについての本を学ぶことでも、辿り着けないだけなのです。
ただシンプルに、外側だけに向いていた意識を、内側深くに拡げるだけなのです。
私たちは、意識の一番外側にある思考に同一化して生きています。
そこから、内側に意識を拡げると、まずぶつかるのが感情の層です。
そこには、感じることができずに蓄積してしまったたくさんの感情や傷、ブロックがあります。
あまりにもたくさんの感情や傷、ブロックを蓄積してしまったので、それらは壁のようになり、意識を分断しています。
これが、思考に同一化している原因です。
本当の自分は、何なのか?
自分は、いったい誰なのか?
を知るということは、この壁の内側に隠されたものへと意識を拡げて行くことです。
私たちは、感情をどう扱ったらよいか知らずに育ちました。
だからこそ蓄積してしまったのですが、
故に、意識を内側に拡げようとするとき、この壁に阻まれます。
その時、蓄積され隠されていた感情が活性化され、同じような感情を感じさせられる出来事を引き寄せてしまいます。
そして、過去にしたように反応し、同じように苦しみます。
そこを通り抜けるには、骨が折れます。
ガッツがいります。
その壁を超えて先に進む勇気と覚悟が無ければ、いろんな瞑想法や、いろんなメソッドや、いろんなグルや教師を渡り歩いて、結局は何処にも辿り着けずに終わってしまいます。
もし、何かこれだと感じるものがあったなら、とことん極める必要があります。
そうしたら、自然と答えが得られます。
もしそれが、その時点での準備のためのものだったなら、次のステージへと自然と運ばれます。
次のステージへと移るときが来ているにも関わらず、古くなったものにしがみついていると、放り出されたりします。
そして大切なのは、本当は知っている、ということです。
最も助けになるガイドは、自分自身の中に居ます。
その声を直接聴けないから、誰かが代わりに伝えてくれているのです。
ですから、これは本当だろうか? と考える必要は無いのです。
考えるとき、思考に同一化しています。
思考は、より偉大な思考、より巧妙な思考、より複雑な思考に、簡単に引き込まれてしまうものです。
そうなってしまうと、向かうべき方向とは反対の外側に引っ張られてしまい、道を見失ってしまいます。
これは本当だろうか?
と考えるのではなく、思考を脇に避けて、ハートで受け入れ感じるのです。
それが真理なら、ハートの奥で響きます。
それが不要なものなら、何も響きません。
そのようにして、内なる直感的知性に耳を傾けながら進むとき、すべてのものは、ただ本当の自分へと戻るためのサポートなのだという大事なポイントを見失うことはありません。
私たちは、この星で、人生を楽しむために必要なものは、すべて携えてやって来ました。
私たちは、誰かに、何かを付け加えてもらう必要など無いのです。
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