のんびり散歩を楽しみ、会場へ
会場となる葉月ホールハウスは、善福寺公園のすぐそばにありました。
入口からして、シンプルで洗練され、居心地のよい場所でした。
デジカメを持っていなかったので、写真は撮りませんでした。
ほどなく、一人目のミュージシャン ティム・スカランが登場しました。
すぐ近くで聴くことができました。
なんと、ギター、ハーモニカ、マラカス、シンバル、キックドラム、タップを一人で操るオーストリアの男性でした。
曲を聴きながら目を閉じると、アイルランドの草原を馬に乗って颯爽と駆け抜けているヴィジョンを感じました。
そのエネルギーの躍動を感じました。
次の曲では、アイルランドの酒場で盛り上がるエネルギーを
たった数曲のライブで幾つもの過去生のヴィジョンを感じました。
そのエネルギーを感じました。
それが、本当かどうかはわからない
本当かどうかなんてことは、どうでもいい
ただ言えるのは、そのエネルギーが、そのヴァイブレーションが、このエネルギーの中にあるということ
過去を書き換えるだとか、過去を消す、なんてことは必要ない
ただただ体験したすべてを包含していく
すべてを包み込んでいく
それは虚無ではない、すべてを包み込む大いなる無へと続く旅なのだ
それは、喜びや幸せや歓喜だけではない、
哀しみ、怒り、恨み、残虐、
そのすべてを包み込んでいく
包含していく
そして、大いなる無へと還っていく
唯一問題なのは、充分に体験することができず凍りついたままのエネルギーだ
それが、魂を閉じ込め、問題を作り出す
それが解放されたとき、魂の輝きが世界を輝かせる
そんな壮大なことを観せてくれた素晴らしいミュージシャンでした。