ナマステ🙏
ヒマラヤの風をお届け
デーヴァです
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今日は久しぶりにネパールについて紹介してみようと多います。
ネパールのびっくり情報
私がネパールに住み始めたのは2003年だったと思います。(昔のことすぎて正確におぼえていません)
その当時はとにかくアシュラムに住みたかったので、長期滞在も出来てさらにネパール語も勉強できるという理由から学生ビザを取得し、カトマンズの大学でネパール語を学んでいました。
ネパール語学科は私のように学生ビザ目当ての外国人が20人位いました。
(私の通っていたキャンパスです)
先生はネパール人。授業もとてもおもしろく、ネパールについての色々なこともネパール語で教えてくれます。
授業は日本での英語の授業のように簡単な文章を先生が読み、それを生徒が復唱し、新しい文法や単語の意味を教えてくれるという感じで進んでいきます。
授業では色々な例文が出てくるのですが、その例文がまた面白いのです。
文化や生活習慣の違いがあるので、私たち外国人にとってはとてもびっくりするようなことも例文として出てくるのです。
20年以上経った今でも覚えているとてもびっくりした事を紹介しますね。
例文を先生が読み上げます。
「私たちはご飯を食べます。」次に生徒が復唱します。
「私たちは夜寝ます。」
「私たちは土曜日に休みます。」
そして、
「私たちは土曜日にお風呂に入ります。」
(正確にはシャワーをするというようなニュアンスの言葉ですが)
私たち生徒は一瞬「・・・・」
生徒の一人が質問しました「先生、毎日シャワーは浴びないのですか?」
先生「ネパールでは土曜日にシャワーを浴びます。週に1回です。」
「・・・・・」
子供の頃から毎晩お風呂に入る習慣のある私たち日本人の生徒は一瞬時が止まりました
先生の説明によると、ネパールでは水はとても貴重なので、家に水道が引かれていないところもあり、公共の水汲み場から汲んできた水で過ごさなくてはいけない家庭も多いのです。
(こんな感じで水汲みばで水を汲んで家まで運びます)
水道の蛇口をひねればいつでも水が出るわけではなく、水汲み場から汲んできた水で炊事洗濯、洗面やトイレなど全てを間に合わせなければならないので、水はとても貴重なのです。
なので、シャワーを浴びるのも週に1回、洗濯も週に1回休日にやると大体の家庭では決まっています。
ネパールは首都のカトマンズでさえライフラインが整っておらず、全ての家庭で水道が使えるわけではなく、水道が通っていても週に2回くらい水道局から水が配給され、それをタンクに貯めておき使うのです。
乾季になるとその配給される水でさえもほんの少しだったり、来ない日もあります。
なので、水は本当に本当に貴重なのです。
まだネパールに住み始めたばかりの私は週に一度のシャワーという習慣にいろんな意味でショックを受けました
そして、ネパール人の髪の毛が常にベタベタしている謎も解けました
さらに、この数ヶ月後から私はアシュラムを出てカトマンズに住むことになり、水不足を身をもって体験するのです
シャワーを浴びていたら急に水がなくなる・・・
皿洗いができない・・・
洗濯しようとしたら水がない・・・
トイレが流れない・・・
そもそも歯を磨く水も出ない・・・
一滴も水が出ない・・・
などなど今思い出しても笑えます
水なし、ガスなし、電気なし、こんなカトマンズを過ごしてきました
(今ではそれほど不自由することはないですよ)
それでは、また次回ネパール情報をお届けしますね。
ネパールのびっくり事情、お楽しみに
最後まで読んでくださりありがとうございました
フェリ・ベトンラ🙏
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