ナマステ🙏
ネパールからデーヴァです
ここ最近カトマンズも雨季真っ只中で、毎日雨が降ります。
ただ、こちらの雨季は日本の梅雨のように何日も降り続けるという雨ではなく、
1日のうち数時間降って、また止んでという繰り返しです。
そんな中、私たちの住んでいるアシュラムで土砂崩れが発生しました。
3日前の夜、その日夜9時ごろから結構強い雨が降り始め、それから1時間起きくらいに降ったり止んだりを繰り返していました。
夜中強い雨の音で何回か目が覚めたりしていましたが、まあいつものことなのですぐに眠ってしまいました。
そんな感じで強い雨が降り続いていたのですが、夜中1時ごろでしょうか、ものすごい音がしてまた目が覚めました。
木が折れたような音で、数年前雷が木に落ちてトタン屋根の上に倒れた時があり、その時と同じような音だったので、この日も雷が木に落ちたのだと思い、そのまま寝てしまいました。
そして、また同じような音がして目が覚めました。
バキッバキッ、ガガガ
こんな感じの大きな音がしました。
今度は他の部屋の人たちも何だ何だと部屋から出て来て、雷で木が倒れたのか、それとも土砂崩れがどこかで発生したのかと騒ぎ始めました。
夜暗くて、しかもまだ雨が降っているので危ないからとりあえずこのまま部屋にいる事に。
そしてまた夜中の3時半ごろ、同じような大きな音がしました。
他の部屋の人たちも飛び起きて出て来て、今度はセキュリティーガードを呼んできて数人の人たちが様子を見にいきました。
すると、どうやら私たちの部屋のある建物のすぐ横の斜面が崩れたようで、そこにあったゴミ捨て場の建物が半壊状態だということです。
(土砂が崩れてゴミ捨て場のゴミが散らばっている様子。左端の建物は、シバプリババのテンプルで、運良くそこまで土砂は来ていませんでした。)
私たちの部屋がある建物に直接被害はありませんでしたが、なんせすぐ横、
その日から近くのホテルに避難しています。
他の人たちは大丈夫、大丈夫、建物の方までは絶対に来ないと言ってそのままそこに泊まっていますが、私は日本での被害など色々知っているので、自然を甘く見てはいけないと思い、夜は近くのホテルで寝ています。
その日からアシュラムにはネパールアーミー、ポリスがトラックで何台もやって来て、何十人もの人たちが土砂崩れの後を片付けてくれています。
昨日も雨の中、大勢の人たちがやって来て状況確認をしたり、周囲の倒れそうな木を切り倒したりと、大変な1日でした。
そんな中、アシュラムでは瞑想キャンプ開催中で、何十人もの人たちが寝泊まりしています。
これが日本なら、アシュラム自体が営業停止になって皆んな避難しないといけないところでしょうが、ここはネパール、自己判断です。
みんなは別に怯えることもなく、そのまま滞在しています。
神経が図太いのか、自然災害の恐ろしさを知らないのか、「バグワン(神様)の場所だから大丈夫」とか言って平気なのです。
これからどんな工事をするのか分かりませんが、早く治してもらいたいものです。
それでは、また
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