ドイツ人との婚姻について、自分の備忘録としても記録しておきます。
けっこう時間がかかりました。
領事館や外務省に電話したり、ドイツ人と結婚した友人に聞いたり、
国際結婚についてのブログを探したり、約1ヶ月間も調べていたのでは。
私は日本で婚姻届を提出しました。
理由は、ドイツあるいは日本のどちらで届け出るにしろ、
揃える書類の量は同じだったことと、
ドイツ移住前の時間があるうちに手続きしてしまいたかったからです。
ドイツで届け出た場合は、ドイツの役所で、
(日本みたいに灰色な建物ではなくて美しいです、)
証人をたてて友人を呼んで、セレモニーらしく盛大にできます。
私達もそれをやりたかったのですが、
結婚パーティはまたちゃんとやればいいか、ということで日本で届出ました。
【手続きの流れ】
1. 私の住民票、戸籍謄本、婚姻具備証明書(本籍地あるいは近くの法務局で取得)、
この3つを外務省でApostille(証明)してもらいます。
大阪には天満橋駅の大阪府庁に外務省分室があります。
行っておどろいたのが、場所が知事室の近くなんですね。
橋本知事が通らないかなーと行く度にちょっと期待しましたが、
残念ながらお見かけできませんでした。
Apostilleされた書類は、郵送で返信してもらうか(返信用封筒が必要)、
次の日以降に受け取りに行きます。
費用はかかりません。
2. 私のパスポートのコピーを、ドイツ領事館でCertificateしてもらいます。
大阪のドイツ領時館は、梅田スカイビル35階にあり、ゲーテ・インスティテュートと同じフロアです。
平日の午前中しか受付していません。
あそこだけ、ドイツ時間が流れているように思います。
受付の人は、お昼前のおやつを食べていました。
PCの横にケーキとコーヒーが。
対応も、日本の役所とと違い、ゆったりしてるし、ちょっと素っ気ないような。
費用は2010年8月時点では5ユーロでした。
その場で30分ほど待つと書類をもらえます。
3. 住民票・戸籍謄本・婚姻具備証明書・パスポート証明を、ドイツに居た彼に郵送しました。
彼はこの書類で、自身の婚姻具備証明書を取得することができます。
彼は、ドイツの役所から認定されている翻訳家に、私の書類を日本語訳するよう依頼しました。
翻訳家には私の家族の名前や、出生地、本籍地などのアルファベット読みを伝えました。
翻訳された書類を役所に届け、婚姻具備証明書を取得し、彼が日本に来ました。
4. 市役所で婚姻届を提出します。
彼の婚姻具備証明書を日本語訳したものと、パスポートが必要です。
ドイツではこういう書類は、公的機関が認定した翻訳家によって翻訳される必要がありますが、
日本の役所は誰も気にしません。
彼が翻訳して、サインすればOK。
5. 婚姻届を提出する際、妻の姓を変える場合は「氏の変更届」を一緒に提出します。
私は日本の戸籍はこれまでの名前のままにしておきます。
ドイツに行ってから、ドイツの戸籍役場で、夫の姓+私の姓、
のダブルネームで登録するつもりです。
日本の戸籍をいじらなかった理由は、パスポートや運転免許証、
国保、年金、口座名義、等々の名前変更が、はてしなく面倒に思えたからです。
領事館の法務担当者に問い合わせ、日本法下での戸籍に記載している名前と、
ドイツ法下での登録している名前が違うことは、
両国の誰も気に留めないでしょうと言われたことを、一応信用しています。
今のところ。
ドイツに行って困ったらそのときはそのとき。
6. 婚姻届が受理されたら、婚姻受理証明書を発行してもらうか、本籍地の戸籍謄本を取り寄せます。
いずれかの書類を、Apostille
→領事館指定の翻訳家に翻訳依頼
→領事館にてCertificateしてもらい、
→その書類をドイツの戸籍役場に提出します。
これで、日本で婚姻したことをドイツでも証明できます。
彼は、できあがった受理証明書を見て、
「僕達は本当に結婚したのか??」と不思議がっていました。
確かに、役所は事務的に書類を受け取るだけだし、
受理証明書は数行で終わるあっさりした内容なので、
これといった実感がわきませんでした。
私の新しい戸籍謄本の、備考欄みたいなところに、
夫の名前と国籍などが記載されてきます。
これで少し実感がわきました。