翌朝、10時位に宿を出ました。
前日とはうって変わって雨だったので、とりあえずコンビニでビニール傘を4500ウォン(約410円)で購入し、朝食を食べようと街中を散策。
この日の朝、ぜひ食べたいと思っていたのが、チャンチグクス。
いわゆる日本で言う”にゅう麺”なのですが、家でも簡単に作れる韓国料理なのでお店の”チャンチグクス”をチェックしておきたかったんです。
ソウルで入ったキンパ天国にもあったし、そんな珍しいものではないはずなのですが、いざ探すとなると意外に見つけられず、
何軒か探し回りました。
そしてようやく見つけたのが、このお店
中に入ってみると、こんな感じ
相変わらずハングル文字をパッと理解することが出来ないので・・・
お店のおばちゃんにチャンチグクスはあるかと聞いたところ、あるよと言ってくれたのですぐにそれを注文。
そして、出てきたのが・・・
これです、5500ウォン(約500円)
この温かいスープは煮干しダシのようですがそんなに煮干しの味が強くするわけではなく、言ってみればおでんの汁のような感じで、サッパリとして薄めの優しい味わいで美味しかったです。
やっぱ真冬の朝食として狙っていたのは正解でした。
具は、アサリ・刻んだ韓国のり・ホバク(ズッキーニみたいな韓国のカボチャの仲間)・玉ねぎ・輪切りのネギ・溶き卵です。
麺は、より正確に言うと素麵というより冷や麦の太さで、柔らかめに茹でてありました。
個人的に麺類は柔らか目の茹で加減は好みではないので、自宅で作る時には普通に茹でようと思います。
付け合わせの白菜キムチやたくあんとの相性もよく、白菜キムチをスープの中に投入しても美味しかったです。
実はこのお店、泊まった安宿のすぐそばにあって思わず素通りしてしまっていました。
灯台下暗しというか、あるあるですよね、フゥ~・・・・・
安養駅に向かい、次の目的地・光明(クァンミョン)へ
途中、地下鉄に乗り換え、光明サゴリ駅にて下車
改札を出て階段をのぼるとすぐに、トッポッキとおでんのお店がありました。
テイクアウトだけでなく、座って食べていくことも出来ます。
地上に出るとこんな感じ
最初に向かったのが、駅から徒歩1分のこのお店
楊平(ヤンピョン)へジャンクッ
中はこんな感じ
ここも靴を脱いで上がるタイプのお店です。
さっそくコンナムル(豆もやし)へジャンクッを注文、7000ウォン(約640円)
まずは恒例のフリーのキムチ類がテーブルに置かれます。
少ししてからやって来ました・・・
アツアツのコンナムルへジャンクッ!
たっぷりの豆もやしと干しダラ、卵が入っています。
優しい味わいですが、前日食べた干しダラスープよりは味がしっかりしています。
でもそれはお店の味付けの問題でしょう。
お店のご主人が出してくれたのが、唐辛子をすり潰した調味料(タデギ)
これを入れたり、コショウを入れたりしても良いとのこと。
なるほど、地元の人はこういうのを入れて好みの味にしたりするんですね!
考えてみれば僕らもソバやうどんに一味を入れたり、ラーメンにニンニクやコショウを入れたりして
好みの味にしますもんね。
美味しく頂いた後、お会計をしたのですが、本当は食事と瓶ビールで合計11000ウォン(約1000円)だったのですが、
お店のご主人のご厚意で10000ウォン(約910円)に値引きしてくれました。
恥ずかしがり屋のご主人
観光地でもないこういう所に日本人が珍しかったのか、ご主人やそのお母さん(調理しています)が色々話しかけてくれたり、ボールペンをくれたりもしてくれました。
前日のレシピを教えてくれたおばちゃん同様、お礼にフリーズドライのお味噌汁をいくつかお渡ししました。
入門レベルの韓国語を少しだけしか話せないのですが、もう少しちゃんと韓国語が出来るようになりたいと思いました。
お母さん・ご主人、カムサハムニダ~!
お店を後にし、次に向かったのが・・・
光明伝統市場
潜入してみました。
はぁ~、安養中央市場と違ってこちらは通路が狭くゴチャゴチャした感じですねぇ・・・
こういう細い通路が張り巡らされてる感じの市場の方が好きです・・・ワクワク♡
規模としては安養に負けない位、結構大きな市場です。
色々歩いて見て回ります。
チキン屋
パンチャン(おかず・惣菜)屋
たくさんのおかずが並びます。
チジミ屋
焼きたてを、座ってゆっくり食べられます。お酒を飲みながら・・・イイですねぇ。
トッポッキやキンパッ(韓国風海苔巻き)などの軽食屋
蒸しパン屋
韓流ドラマとかでもよく見かけていたので食べてみたいのはやまやまでしたが、
今回は優先順位が上位ではなかったので見ただけ・・・
次の機会には是非食べてみよう!
肉屋のプルコギ・・・さすが韓国。
買って焼くだけ。
ここでもホットクの屋台には行列が・・・
昨日の安養の市場のホットクと食べ比べてみるのも有りだったなぁ・・・
左がヤンニョムケジャン(辛い薬味ダレに漬け込んだ生蟹)、右がカンジャンケジャン(生蟹の醬油漬け)
ちょっと日本語が話せるお茶目なお姉さんが、カンジャンケジャンを3つで10000ウォンと言ってくれたのですが、
一つで十分だったので1つ4000ウォン(約360円)でテイクアウト。
夜、ゲストハウスで食べてみました。
最初の一口二口はちょっと生臭さを感じましたが、食べているうちにおいしくなってはきました。
でも食べにくいので僕はそんなにまた食べたいとは思いませんでした。
お粥専門店
左がカボチャのお粥、真ん中が小豆のお粥、右がよく分からず・・・😞
とりあえず入店
こんな感じ・・・
老若男女結構お客さんの回転がよく、繁盛している様子
さぁ、どれを注文しようかな・・・
何のお粥か分からなかったのですが、色味から一番シンプルかつベーシックな感じの右のやつを注文
小サイズ、値段は5000ウォン(約450円)。
んっ?これはシイタケのお粥なんじゃない?
美味しそう・・・正解だったかも・・・
食べてみると米粒が崩れネットリとした感じ・・・
味は薄味で、シイタケの風味がしてお粥らしい優しい味わい・・・
右横のやつは唐辛子入りの水キムチです。
韓国料理って辛いイメージがありますが、朝のチャンチグクスといい昨日のソルロンタンといいこのお粥といい薄味で優しい味わいの食べ物も結構ありますよね。
ちゃんとバランスが取れていると思います。
この光明伝統市場は当然、肉・魚・野菜・穀類等の食材店もたくさんありますが、その場で食べられる系のお店も多いし、
狭い通路でゴチャゴチャしている感じなので、観光客が行ってもすごく楽しめる市場だと思います。
おススメな市場です!!
さぁ、次は3都市目・富川(プチョン)へ向かいます。
引き続きパート5をご覧ください。