最終日の朝、ホテルをチェックアウトして、まずは空港行リムジンバスが発着するKLセントラル駅へ。
空港行リムジンバスの実際の発車場所や発車時刻、切符売り場をしっかり確認してから、食事をする為駅を出て、
3分位歩いた所にあるインド系食堂に行きました。
庶民的な食堂です。
朝から賑わってます。
ここで注文したのが、まずはロティ・チャナイ。なんと1・30RM(約36円)。
インド系の料理で、薄くて柔らかい小麦粉のパンを、ソースにつけて食べます。
朝の定番のようで、日本に例えると焼き鮭定食や納豆定食的な存在じゃないでしょうかねぇ。
ソースは右上がカレーで、その下が少しフルーティーさを感じる甘辛ソースで、ちょっと魚の風味や酸味もありました。
どちらも常温でした。
店員さんがこんな感じでパンを焼いてくれます。
バターの風味のする焼き立ては、とてもおいしかったです。
同じ店で、次に注文したのが、ナシゴレン。1・80RM(約50円)、目玉焼きは1RM(28円)。
この店の場合は、ナシゴレンが最初からテイクアウト用にチマキのように紙で包んで店頭で売られていて、
店内で食べる場合は、トッピングとしてさっきの写真のように鉄板で目玉焼きを焼いて載せてもらうことができます。
ナシゴレンには目玉焼きはマストなので、その場で焼いてもらいました。
エスニックなスパイシーさのあるご飯がおいしく、目玉焼きを崩しながら食べるとホントにおいしかったです。
食べ終わった後は、再びKLセントラル駅のバス乗り場に行き、バスに乗車。
ちなみに空港まで12RM(約340円)で、20分おきに出ています。
空港に到着し、マレーシア最後の食事をする為、空港内のフードコートへ。
注文したのが、カレーチキンラクサ、11・50RM(約320円)。
マレー系料理で、ココナッツミルクの入ったほんのり甘みのあるマイルドなカレースープ。嫌な甘さはなく、辛いのが苦手な人でも
いける辛さ。濃厚で、深いうまみのスープがおいしかったです。
麺は前日のアッサム・ラクサとは全く違い、焼きそばの蒸し麺みたいな感じ。
具は、チキン・油揚げ・シジミみたいなやつ・インゲン・さつま揚げのスライスしたみたいなやつ。
最初、”油揚げ?”と思いましたが、意外に相性が良かったです。
このカレーラクサはおいしく、日本人にも広く受け入れられるんじゃないかと思いました。
日本人が作れば、正直もっと完成度が上がって、もっとおいしくなると思いました。
でもそれは現地のオリジナルを否定しているのではなく、あくまでも日本人にフィットする日本人好みになるという意味です。
マレーシアは多民族国家なので、色んな料理が楽しめます。
料理の系統は、マレー系・中華系・インド系・ニョニャの4種類あります。
ニョニャ料理といのは、マレー系と中華系の融合みたいなやつのようです。
ご紹介してきたように色々食べてきましたが、割とマレー系の料理は僕が好きではない甘い系の味が多い感じがしました(当然甘くないのもありましたが)。なので、インド系・中華系料理の方が僕の口には合っていたかなと思います。でももちろんカレーラクサやナシゴレンのように口に合うマレー系料理もありました。
ここからは現地のその他の情報をお伝えしようと思います。
*物価(あくまで目安)。
カールスバーグ330ml缶 7・90~9RM(約220~250円)
キルケニー(アイルランドのエールビール、1パイント)730円 *アイリッシュパブのハッピーアワーにて
カルピス1ℓ、5・20RM(約150円)
こんなの見たことないです。
ミロ缶 2・10RM(約60円)
これも日本で見たことないですねぇ。
マウンテンデュー500ml 2RM(約56円)
カップ麺 2RM(約56円)
アディダスの合成布みたいなやつのスニーカー 59RM(約1650円)
市内電車代 2駅の場合 1・80RM(約50円)、 7駅の場合 2・90RM(約80円)
*トイレ事情
マレーシアでは、トイレに注意した方が良いと思います。
空港やホテルなど外国人が多い場所では、ごく普通にトイレットペーパーがありますが、街中ではきれいな駅やパート3で紹介したようなオシャレな巨大ショッピングモールですらトイレにトイレットペーパーがなかったです。少なくとも僕が利用したトイレに関してはトイレットペーパーが個室内にないか、もしくは全くないかのどちらかでした。
現代的でとてもきれいな駅にあったトイレ。
個室内にトイレットペーパーがなく、ズボンをおろし用を足す体制に入った時に、トイレットペーパーがないことに気づき、慌てて個室外に出ました。
手を洗う所にトイレットペーパーが設置されており、最初にここで必要量をグルグルと巻き取ってから、個室で用を足すシステムのようです。でも、ここにすらトイレットペーパーがない所もあったので、注意が必要です。
では地元の人達はどうしているのかというと、上の画像にもあるようにホースが設置されており、自分でここから水を出して直接洗うようです。言ってみれば、セルフウォシュレットって感じですかね。
ホテルのトイレ。
ホテルにもこのホースが設置されていましたし、過去に中東の空港にもあって不思議に思っていたので、この機会に使ってみることにしました。
当然のごとく、うまく使えずベッチャベチャになってしまいました。
*言葉
旅行中は街中でも全て英語でコミュニケーションが取れたので、マレー語が全く分からなくても問題ないようです。
*エアアジア
海外旅行に行く際、今回初めてLCCを利用しました。
機内食など飲食サービスがつかないのは知っていたのですが、各席にメニューがあってその場でお金さえ払えば食事もお酒も自由に飲み食いできるというのは恥ずかしながら知りませんでした。そういうシステムもいいですね。
最後までご覧くださり、ありがとうございました。