イタリア語を学び始めて不思議に思ったことがあります
それはイタリア語が通常使用するアルファベットのことです
ABCDEFGHILMNOPQRSTUVZ
え?これだけ?21個しかない
何と、JKWXYは使わないのです
アルファベットって、ただでさえ26個しかないのに
そのうち5個も使わないとは
(外国語表記のために使う場合あり)
それに比べて日本語のひらがなは45個もある
恵まれていると同時に、覚える文字も多いということですね
それともうひとつ不思議に思ったのが数字表記
11:undici 12:dodici 13:tredici
何が不思議かは他の言語と比べてみるとわかります
英語 11:eleven 12:twelve 13:thirteen
ドイツ語 11:elf 12:zwelf 13:dreizehn
スペイン語 11:once 12:doce 13:terce
フランス語 11:onze 12:douze 13:treize
どの言語も11と12は特別な表記になっています
そして13からは通常表記です
(フランス語・スペイン語は16・15まで特別表記)
これに対してイタリア語は11と12も通常表記で13以降と変わりません
例えば11はuno(1)とdieci(10)を合体させただけ
英語のthirteenとその構造は変わりません
同じヨーロッパ言語なのになぜなのか
今後、機会があればその理由を調べてみたいと思います