風の強かった日曜日は、午後から散歩に出かけました。本来なら自転車でスイスイと行きたいところですが、あの風ではということで歩きにしました。こういうお散歩の時は、だいたい東西南北どちらの方向に向かうかだけを決めて、当てもなく歩くのが常です。

この日は東へ。新宿新都心のビル街にやってきました。ここ数年で言うと、やはりこのビルが一番インパクトありますね。

上海に戻っても相変わらず平社員な男の日記

東京モード学園などの入ったコクーンタワーです。西新宿の高層ビル街は築年数が結構経っていることもあって、いわゆる「四角いビル」が多いだけに異彩を放つという感じがします。

・・・ただ中華圏に行くと、もっと奇抜なデザインのビルがあるので、東京にあるからこそ目立つのかもしれません。

普段は西新宿まで来ると折り返すか、北に進路をとって大久保方面に向かうことが多かったのですが、今回は角筈ガード(大ガードよりも新宿駅よりにある歩行者専用のトンネル)を通って東口方面に出てみました。

東口界隈は日曜日は歩行者天国になっていたりで、結構盛り上がっていました。紀伊國屋書店の前では村上春樹の新刊に後ろ髪を引かれたり、東口側はいつも自転車で素通りなので、いろいろ新たな発見があっておもしろかったです。

ついでに、ここにも初めて来てみました。

上海に戻っても相変わらず平社員な男の日記

ユニクロ+ビックカメラという事なんですね。実際に低層階部分を占める「ユニクロ」相当部分に入ってみましたが、個人的な感想としては、ビックカメラがユニクロを経営したらこんな感じなんだろうな?というもの。

ただ、ごめんなさい。

正直ユニクロ側に何のメリットがあるのかな?というのは分からなかったです。店内にはビックカメラのテーマが流れて、はっぴを着ている店員さんがいたり、その他の店員さんも上にそろいのチョッキ(表現古いな)じゃなくてベストを着ているし、呼び込みの声も何となくビックカメラの店員そのもの。ユニクロが多少持っていたしゃれ乙なイメージが見事に相殺されているように見えてしまいました。

ま、たまにふらりと日本に帰ってきた人が、どうこう言ったところで、すでに議論が尽くされている部分なんでしょうけどね。とか言いながら、いかにもビックっぽい時間限定割引クーポンをゲットした上で、チョロチョロと買い物をしてきたことはここだけの話だったりします。

夕食を食べてから帰りもトボトボ歩いて帰宅です。

夕方には風が収まりつつあるのかなと思ったら、何のことはない。高層ビルに風がブロックされていただけで、ビル街を抜けると見事に強い南風が吹いてきました。いずれにしても、自転車では行かなかったような場所を久しぶりに歩けただけでも良い気分転換になったのは確かです。