以前も書きましたが、今回の地震で、うちの実家のある千葉県某市では、石油プラントの爆発があったのですが、こんな内容のメールが飛び交ったそうです。

うちの主人は、○○○石油(爆発のあったプラントの会社)に勤めているのですが、私たち家族に対して「どんな有害物質が降ってくるか分からないから外に出ないように」と言ってます。皆さんも出来るだけ外出を控えた方が良さそうです。

結局、これは地震の翌日ぐらいに、デマのチェーンメールということで片付けられたそうです。ま、石油会社に勤めるご主人が、万が一の場合に備えて家族に向けて、こんな内容のことを言っても不思議ではないんですけどね。それでも、これが一般に向けて流れてしまうと、なんの科学的根拠もがないので「デマ」になってしまう訳です。

この手のチェーンメールというか噂のたぐいは、これ以外にもずいぶん流れた事だと思います。

海の向こう中国でも、中国政府報道官の姜瑜さんが、「中国も放射能のモニタリングを始めました」なんて発表をしたあたりから、噂が噂を呼び放射能が中国まで飛んでくるんじゃないか?てな感じで、タオバオの防護グッズが一日で値段が2倍に跳ね上がったなんて話を聞いたのですが、聞くところによると、スーパーから塩が消えたそうです。何やら放射能の洗浄に効果があるんだとか。

・・・マジで?

ま、噂好きそうな上海人なら、やりそうな事だと思っていたのですが、上海から500キロ内陸に入った安徽省合肥でも、スーパーから塩が消えたとのこと。

てか、合肥まで有害放射能が飛んでくるなら、日本どころか上海もアウトだと思うんですが。。。

とりあえず、上海にいる会社の人には、「東京でも生活影響ないのに、なんで上海に影響が出るわけ?」とメール送っておきました。それに対する返信によると、遠くオーストラリアでも、防護グッズを買おうとしている人がいるなんて話が聞こえてきました。

やはり風評被害っていうのは、事実と違うのであれば、早いうちにもみ消さないと行けないなと痛感される出来事でした。