森をくぐり、梓川を横手に
山をめぐる。
だんだんと緑が増えるにつれ、
身体がいうことを効かなくなった。
膝が重くなり、視界が狭くなる。
本谷橋を超えたものの、
高度が上がるにつれ、
痛みも増すばかり。
K氏には申し訳ない気持ちで
悩んだのもあったけど、
あきらめる勇気も大事だった。
涸沢へのアタックをやめて
横尾に戻ることにしました。
その夜、横尾山荘に泊まり
外のベンチで飲んだ
お疲れ様の一杯は
格別に美味しかった。

