うつがかなり悪化したため、アナフラニールに追加してピプレッソ徐放錠(セロクエル) を容量いっぱいまで服用して一ヶ月半。


まず、朝起きられなくなった。ピプレッソの容量が増えるに従って朝から午後まで意識朦朧とするようになった。呂律も回らずに職場の廃人である。


次に、何故かお腹周りや太もも(もしかしたら全身?)に贅肉が急速に付き始め、あらゆるズボンが入らなくなってしまった。一ヶ月半の間に7〜8キロ増えたのではないか。食生活は何も変わらず、油ものはほとんど食べず、割と健康的なままだった。

太る、ズボンがキツイ、ボタンを飛ばしたことが数回ある。


そこで今まで以上に筋トレ、腹筋やスクワットに励むようにした。朝は使い物にならないから夜帰宅してからである。ところが一向にウエストが痩せない。どうやっても痩せない。

ウエストやおしり、太ももがパンパンのズボンを履き続けるのは気持ち悪いものだ。

モトモト、私はBMIでは痩せすぎと判断され腹筋が割れて、そこらの女性よりウエストが細かったのだ。


また朝、目覚ましを大量にセットして大音量で鳴らし続けるから妻にも迷惑をかけてしまった。


そこで考えた。

ずっと以前、うつがひどい時にオランザピン(ジプレキサだったかな?)を増強療法として処方された時は、うつ病で骨と皮ばかりに痩せていたのが一気に10数キロ太ってしまい、薬を断薬したことがあった。どうも私は増強療法としての抗精神病薬(双極性障害や統合失調症領域の薬)は体質的に合わないのだと思う。


昨晩からピプレッソを止めたら、なんと朝の清々しいことか!(眠剤は飲んでいる)第一に電車の中でブログが書ける頭である。第二に朝はっきり「行ってきます」としゃべれる。第三に朝から筋トレができる。


ここまでくるとピプレッソ断薬は良いことばかりに思えるが、ピプレッソで気持ちが持ち上げられていて平常に暮らせていたのは確かであるので、元の状態へ急降下することが懸念される。前のジプレキサ断薬の時もそうで、うつ病の急性期から気分が持ち上げられかけたところにジプレキサを止めたら急降下してそれからずっと地獄のような苦しさ、うつを味わったのだった。


その頃とは違ってかなりましな領域にいるから、自分をコントロールしていこうと思う。

これからも時々は病状について書いていきます。

 

 

 

 


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