さらにもっと前に、イギリスの外相バルフォアがバルフォア宣言なるものを出している。

ユダヤ人は(パレスチナ人が住んでいた)エルサレム近辺へ住めるようにして居住権などを尊重されるべきだという。

これは世界各地へ散住していたユダヤ人に、「エルサレムへ戻れ」と言った訳では無いが、実際は迫害を受けていたユダヤ人が自ら、また異端視していた欧州諸国の、ある国際的雰囲気として、移住を推し進める効果を生ぜしめたことは間違いない。


日本は当時「人種平等」を国際的スローガンとして打ち出していたために外相内田康哉がバルフォア宣言に対していち早く主義上賛成を表している。


ところがイギリスはその後、アラビアのロレンスで有名なように、自国の利益のためだけにアラブ人の独立(空手形)や権利対立を煽りまくったり、フランスなどと相談して現在のアラブ諸国の国境線を勝手に引いてしまったりした。


ここまで言えば、イギリスがすべての元凶であることがわかると思う。


イギリスは鉄面皮にイスラエル支援をしていてはいけない。特にイスラエルへの軍事支援を止めて、イギリス軍(国連平和維持軍)を送って半永久的に、停戦と平和維持の役割を負担すべきである。