今日、大学に向かってたときのことです。
僕は歩道をチャリで警戒に走ってました。
そしてT字路に差し掛かったとき…
どっかーーーーーーーーん!!
飛び出してきた原付と衝突です。
そして原付は
「どこ見てんだ、バカヤローーーー!!」
的な言葉を放って、逃げていきました。
はい、完全なるひき逃げです。
こっちのチャリはタイヤが凹んで、ハンドルが曲がりました。
ただ僕の体に被害はなし。
当てられてこけても無く、バランスを崩しただけだったので何事もありませんでした。
ただ相手が逃げてった道は一本道。
逃げるバイクの後ろ姿がはっきりくっきり見えます。
とうぜん相手の背格好にバイクの色、そしてナンバーも…
こういうときの常識ですね、ナンバーは。
ちゃんと記憶しといて、即通報です。
市民のための110番。
通報から10分ぐらいで警察が来ました。
で、現場検証と事情聴取。
事故にあったときの状況を事細かに教えてきます。
今回の事故は僕が転倒してないから、人身事故にはならないんだとか。
物損事故だそうです。
たしかに無傷でしたしね。
まあタイヤが少し凹んだだけでしたから、相手もたいした速度出してなかったんでしょう。
僕が被害者だったせいか、警察はかなりやさしかったですね。
こういうときのために税金納めてるんですから当然ですね。
そして現場検証の最中に…
「犯人捕まった!!」
との無線が。
なんかドラマみたいでした。
なんでも自宅に帰ってたんだとか。
そして警察が自宅に行くと即自白したみたいです。
家に警察が来るなんて…想像しただけでも恐ろしいです…
その後、犯人を乗せたパトカー(PC)が現場に。
犯人は50~60代のおっちゃん。
完璧に反省してると思いきや…
「いや、悪かったけどね。急に飛び出してこないで欲しいんだよね。」
というせりふ…
なんですとーーーーーーー!!
こっちも負けずに反論です。
「あなたが注意してなかったんだろう」と。
「こっちは被害者なんだ」と。
「罵声を浴びせて逃げるとは何事だ」と。
かるーく言い争ってると警察が入ります。
「detsu-ko-duckさん、ちょっといいですか。」
そして見せてくれたのは相手の原付と僕のチャリの傷跡。
原付の傷は左前に、僕のチャリの傷は前輪側方の真ん中ぐらいにありました。
つまり…
相手が一時停止してて出発しようとしたら、僕が飛び出してきて当たったと。
そういうことです…
たぶん車対車だったら100%僕が悪かったんでしょう。
でも今回はチャリ対原付。
僕が100%悪くても原付が悪くなっちゃいます。
弱いもの、バンザイ!
そして警官から話を持ちかけられました。
「この事故、示談で済ませる?それとも相手を罰する?」
示談で済ますと被害者と加害者が話してその場で終了。
賠償金も話し合いで決めます。
相手を罰するといろいろとめんどくさくなります。
調書書かなきゃいけないし、自転車屋にいって修理の見積もりもらわなきゃいけないし、医者に行って診断書とかもらわなきゃだし、その他いろいろ…
賠償金も全て法律などに基づいた金額で決まります。
もちろん相手には「前科一犯」のレッテルが貼られますし、法的に罰せられます。
いろいろ検討した結果、めんどくさかったんで示談で済ませました。
相手からは自転車の修理代と慰謝料合わせて2万。
これ以上拘束されたくなかったですし、相手も反省してましたし。
修理費が5000円だったんで、慰謝料は1万5千円ぐらいでした。
やっぱ安かったかな?