今年も例年のように補強を繰り返すジャイアンツ。
外様選手をガンガン獲得して、戦力アップを図っています。
こんなことは海外では良く行われていること。
メジャーリーグでは移籍市場が日本以上に活発ですし、サッカー界をみてもレアルマドリードやチェルシーなど大型補強が目立ちます。
それでもここまで叩かれているのは巨人だけ。
他の海外チームを批判する声はあまり聞かれません。
これは日本人と欧米人の民族性の差と考えられてます。
欧米人というのは昔から狩猟民族。
定住せず、獲物を求めて移住してきました。
自分たちが生きるためにはどこへ行くのもいといません。
だから主力選手が愛着のあるチームを去って、条件のいいチームに移籍することもしばしばです。
対する日本人は農耕民族。
一ヶ所に定住し、そこで農業をすることで生活してきました。
滅多に移動しませんし、そこで生きることこそ美徳と考えられてきました。
だから「○○一筋、××年」とよく言われるんですね。
FAはまさに欧米人に適した制度。
移籍をいとわず、ドンドンとチームを変えていけます。
農耕民族である日本にはこれは合わないんでしょう。
そんな日本でアメリカのようにFA制度をガンガン利用して、補強をする巨人。
もちろん日本人に合った制度ではありません。
だからこれだけ補強することで叩かれるんですね。
特に長年支えてきた生え抜きを放出しての外様選手の獲得。
これが一番許せないんでしょうね。
さて、迷走する巨人はどこへ行くのやら…