今シーズン146試合を戦って、65勝72敗2分(勝率.451)4位に終わった巨人

史上初の2年連続Bクラス、史上初の2年連続負け越し、史上最大の大暴落(最大貯金13→借金7)などなど、去年に負けず劣らず不名誉な記録ばかりを残しました。




そこで今シーズンを振り返りながら、今の巨人に必要なものクローズアップしていきます。




まず今夜はは投手陣から。



開幕当初予想されてた先発陣上原、高橋尚、パウエル、グローバー、工藤or桑田、若手枠(野間口、木佐貫、西村など)でした。

それが今では上原、内海、パウエル、姜、西村、???といった具合に。

1年を通じてローテを守ったのが内海パウエルしかいなかったのが辛かったですね。

規定投球回に達したのが内海パウエル上原だけです。

ここから苦しい投手事情が見られますね。


しかも今年は先発陣で勝ち越した投手はほぼゼロ

内海 12勝13敗(借金1) 2.78

パウエル 10勝10敗 3.31

上原 8勝9敗(借金1) 3.21

西村 5勝7敗(借金2) 3.53

グローバー 5勝7敗(借金2) 4.97

姜 3勝2敗(貯金1) 1.81


先発陣だけで借金5も背負ってます。

まあ今年は野手陣が悲惨だったんで、投手陣ばかり責められませんが…



来季はローテを守って、負け数を減らすことが大事ですね。

……って当たり前か。



あと絶対的なリリーフ陣&抑え確立できなかった。

勝ちパターンを確立できなかっともいえるでしょう。

当初予定していた守護神豊田が途中で調子を落として、離脱。

代わりに入った高橋尚がハマるかなと思ったんですが、シーズン終盤に打たれる場面が目立ちました。

初期は久保、林、福田が大車輪の活躍を見せてたんですが…

久保もシーズン通しての安定感に欠けてました。

特に久保なんかはピンチに出てきては絶対に打たれてました。

ああいう所を打ちとってこそ、リリーフの真骨頂なんですが。

福田は一度落ちるともう上がってこなかったし…

なので勝ちパターンの擁立!!

これが必須です。

開幕当初はうまくいってたんですが…



そんな中でも防御率は昨年の4.80から3.651点以上も良くなりました。

これは今シーズンから加入した尾花コーチ様々でしょう。

今年から尾花コーチが入って、攻めが変わった気がします。

内角を付くようになって、外の変化球が効果的になりました。

リードの基本とも言うべき姿勢が戻ったと思います。

ただコントロールのいい投手がいなかったことから、すぐ甘いところに入って痛打されることが多かったです。

またランナーが出ると外一辺倒というリードが目立ちましたね。

まあこの防御率にはエラーによる失点も込みですので…

もう少しエラーを減らさないと…







それでは来季の布陣予想(希望?)でも。



先発

上原、パウエル、姜、内海、高橋尚、西村or辻内


6枚目に辻内が来てくれたらいいんですが…

ただもう少し時間がかかりそうです。

若手枠としてますが、工藤がここに入るかもしれません。

それはそれでうれしい誤算です。

とりあえず全員が10勝以上する力を持ってると思うので、期待したいです。

あ、高橋尚は先発のほうがいいかなって。




中継ぎ

勝ちパターン:福田、真田、久保、林

負けパターン:野間口、グローバー、前田


ちょっと不安ですね。

福田、久保、林が今年開幕の調子を1年間維持できればいいんですが…

もしかしたら勝ちパターンにグローバーが割り込むかも。

ロングリリーフも出来るんで、意外といいかも。

僕としては真田にそろそろ期待してます。


ただ…左腕がいないな

佐藤も解雇しちゃったし…

ルーキー金刃を中継ぎで使うのか…

FAの岡島でも取るのか…

一応生え抜きだし(出戻りだけど…)…




セットアッパー&抑え

豊田、木佐貫、鴨志田(?)


ここも不安です。

でも実績のある豊田と抑えにしたいNo1の木佐貫

この二人で分業できたら一番ですね。

で、中盤豊田がへばったら鴨志田の登場。

西武の小野寺みたいにブレイクしてくれたら…


その他ではフェニックスリーグから酒井がサイドスローに、会田がアンダースローにするそうです。

中継ぎワンポイントで使えたら面白いですが。

それより左のワンポイントが欲しい…
かつての遠山(元阪神)みたいな…

この投手陣で防御率3.20以下を目指して欲しいですね。

ちなみに今年優勝した中日のチーム防御率3.10です。




明日野手陣特集です。

こっちも課題満載…