(新祈禱書、イングランド的であるとして嫌われる)
他の修正もそれ自体は微々たるものであったが、聖餐式の執行における強度にプロテスタント的な文言と同じような方向性を示していた [1])。もう一つそれとほとんど同じくらいに致命的な欠陥あった。祈禱書がカトリック的であろうとなかろうと、それは間違いなくイングランド的であったということだ。それは繰り返し、繰り返しイングランド人の手が加えられていた。そうであることを知ることは、その祈禱書をスコットランドでは嫌悪の対象とするのに十分であった。たとえロードによって提供された贈り物が、値段がつけられないほど高価なものであったとしても、それは軽蔑の視線を向けられて脇に投げやられていたであろう。
[1] つまり、カトリック回帰の傾向を示していた。