Union of Salvation ? | 藤原の田中のブログ

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ちょっと、面白い映画発見かも・・・

ユニオン・オブ・サルヴェイション? 日本語で救済同盟? ロシア語で、ソユーズ・スパセニア?

1825年12月にロシアで実際に起きた「デカブリストの乱」という事件を題材にした映画らしいですね。2019年作の映画みたいです。2019年というと去年ですね。日本には来ていないですね。でも、ウハウハです。

高校生のとき、世界史で習ったかも知れませんが、ナポレオン戦争に参加したロシアは、その軍隊が西欧に行くわけですね。たくさんの貴族の青年将校や、兵士たちが西欧近代社会というものを目撃するわけです。なんて進んだ社会なんだろう。ロシアよりかはるかに自由があり、産業が発達し、豊かで活気があります。(少なくとも彼らにはそう見えたらしい。もちろん、西欧近代社会にもさまざまな闇がある。)

こうした貴族や兵士たちが、ロシアに帰って、国政改革を訴えるわけですね。農奴制の廃止。そして、何よりも立憲君主制の導入です。今まで独裁だったロシア皇帝に変革を迫り、西欧型の立憲君主制に改めていこうとするわけです。

そして、1825年に皇帝アレクサンドル1世が崩御してニコライ1世が即位すると、ちょうどいい時だとばかりに行動を起こしたみたいです。

映画は全編ロシア語でさっぱりわからないけど、迫力があります。言葉なんかわからなくても伝わってくるものが十分にあると思います。