きのうの『世界不思議発見』、ブルガリアが出ていましたね。ブルガリアの特集ではないのだけど、たしか「アンチ・エイジング」とか「腸内細菌」とかそんな感じのテーマで、その一貫としてブルガリアの「ヨーグルト」が取り上げられていましたね。とてもおいしそうなヨーグルトでしたね。日本のように小さめのパックに砂糖や香料で味つけされたヨーグルトではなくて、鉢になみなみと入れて、グチャグチャのヨーグルトを食べるように飲むように食すものでした。
しかも、朝だけでなく昼も夜も食べるんですね。一日の摂取量がかなりのものです。これだったら健康になりそうだなという感じがします。腸内細菌がよく保たれて、からだの調子がよくなりそうです。
ブルガリアという国もけっこう住みよい国なんですよね。バルカン半島の南斜面にあって、あるいは、斜面をおりたところにある平野に広がっているのがブルガリアです。ですから、基本的に暖かいんですよね。ポカポカ、ポカポカと。しかも、天気も比較的良いことが多いんじゃないかしら。1986年3月、ルーマニアから国際列車に乗ってブルガリアのソフィア駅に着いたとき、明るい春風が迎えてくれました。きのう、ソフィア駅がちょっと映っていたけど、おぼえていますか? 天井が高くて、明るくて、適度に乾燥していて、とても気持ちいいです。
ブルガリアの名物といえば、ヨーグルトのほかにもう一つ、バラの花が名物ですね。バラの咲き乱れる谷があると聞いたけど、そこへは行けなかったな。行きたいですね、またブルガリアを訪れる機会があったら。ホテルのショッピング・モールには、そのバラの花からつくった「香水」がよく売られています。
バラの花からつくった香水が、さらに名物なんですね。香りは、バラの香りがするとともに、美しき甘いソフィアの町の雰囲気が伝わってきます。母やその他の人たちのおみやげにややまとめて買ったことをおぼえています。
ブルガリアの町を散策して困ることは、ブルガリアは、文字がキリル文字なんですね。(上掲画像参照)
だから、町を散策していて、通りの名前を地図で確認しようと思っても、一文字一文字照合させないといけないから大変です。(当時は、キリル文字は読めなかった。今もだけど)
だから、観光の効率が悪いのです。ブルガリアに行くときは、キリル文字くらいはおぼえていったほうがいいかも知れませんね。ガイドさんがいればいいのかも知れないけど、旅では、絶対に自分で文字を読まなければならないことも出てきます。たとえば、トイレを探すときとか、迷ってしまったときとか。そういう時、その国の文字が読めないということは、何とも心細いものです。ですから、なるべく知っていたほうがいいと思います。
それ以外は、ブルガリアというのは概して楽しい国です。またいつか行きたいと思います。