時計じかけのオレンジを見ました。

暴力、窃盗、強姦、薬、悪の限りを尽くす反逆児アレックスには独特の楽しみ方がある。それは他人の悲劇を楽しむ事である。

この時計じかけのオレンジは賛否両論分かれる作品です。

スタンリー・キューブリックと聞けば、シャイニングとこの時計じかけのオレンジが上がる程有名な映画ながら、見た人の多くは吐き気を催したり悪寒を感じる様です。

ですが僕は一切それらを感じず、寧ろもっと過激で残酷にして欲しいと感じました。

これを面白いと感じる人間は精神異常者だという意見もありますが僕はそうは思いません。

犯罪の全てが許されるなら、僕は笑顔で“雨に唄えば”を歌い力いっぱい顔面を殴り、その顔に唾を吐き付け殺してやりたい人がいます。

ですがそれらの衝動は誰しも自らの良心で、背徳行為へ移さぬ様抑止しているのです。

ただそれを映像化しただけ。

それだけの事です。

この映画を見て、久々にカッコーの巣の上でを見たくなりました。

それと、この映画の感想を知り心の綺麗な人が多いのだなと感じました。

良し悪しは別に、もし現代に作られていたらと思うと恐ろしい映画です。

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どうも、腕の手術の入院時、日に何度も点滴を外し看護婦に些事を投げられたぬまやんです。

皆さんは後ろ向きに歩くおっさんを見た事があるだろうか。

僕の近所にはこの後ろ向きに歩くおっさんがいます。

毎朝散歩してます。

後ろ向きで。

丁度仕事が終わり家に帰る頃そのおっさんは現れます。

そして僕に大きな声で「おはよーございまーす!」と挨拶をします。

別に知り合いではないので僕はいつも無視します。

最近おっさんがランニングシューズとランニングウェアを履いている事に気が付きました。

ただの変態かと思っていたらガチだったようです。

きっと後ろ向きで歩く大会かなんかに出るのかもしれません。

そんなものあるのかは知りませんが。

また明日もおっさんは後ろ向きに歩いている事でしょう。

そして明日も僕に無視されるのだと思います。
シザーハンズを見ました。

この映画もまた、時代と共に色褪せてしまう運命にあります。

ただ、幾ら映像が美しくなろうとも、幾らCGや3Dを駆使しようとも超えられない名作があるのです。

その一つがこの映画、シザーハンズです。

不自然で滑稽なストーリーに違和感を感じるかもしれませんが、どうかこの映画を最後まで見てあげて下さい。

愛する女性を抱きしめられない男の切ない物語を。

ティムバートン監督とジョニーデップが贈る異色のラブストーリー。

あなたは泣かずにいられますか?

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