最近の超ひも理論によれば、


「回転するブラックホール」さえコントロールできれば、


そして、その行き先に待ち受けている粒子とぶつかって、


核爆発してしまわないようにうまくコントロールできるならば、


過去へもいける可能性がありますが、


因果律がどうなるのか、


我々の宇宙はひとつなのかどうか等が問題です。


複数の宇宙、いや無数の宇宙があるとすれば、説明できます。


その場合、基本的に因果律の保たれた無数の宇宙があるとするわけですね。


現時点ではこの辺が思考の限界なのかも知れません。


何か良い考えをお持ちの方は、


アドバイスください。


私としては、これから先は物理的な課題は


物理学者に任せておくことにします。


今度は、タイムマシンに寄せる我々の「期待」を考えたい。


確かに未来に行き、現在に戻れば、


一口に言って「なんでも可能になる」。


簡単な例では、賭けにも大勝ちするし、


気に入らないものもすべて抹消できる。


実際のところ、物理的解釈とは別に、


人間の欲望満足としての解釈に


言及することもできるわけですね。


こうなると因果律というクールな条件だけでなく、


世界の存続というとんでもないテーマにも関ってきます。


時間旅行者は宇宙をかき乱し、


世界を破壊しかねません。


映画「ジャンパー」では、3次元空間を掌握した能力者の


ある意味で悲劇の話ですが、


それどころではない訳です。


果たしてそのような法則を、


この宇宙は許容するのでしょうか。


私にはそのことの方が、


大変興味深いことです。


要はタイムマシンが完成すれば、


人間は創造主に近い存在になります。


そうなった結果、どのような意識管理・倫理(要はメンタルケア)が必要なのか、


非常に大きなテーマです。


操縦士のメンタルケア、教育の課題は、


肉体と仕事をこなす能力以上に必要になってきます。


宇宙飛行士になる条件にプラスアルファが必要になります。


やはりタイムマシン、つまり時間旅行の目的は、


純粋に未来や過去の出来事に対する知的興味を


満足させることにとどめた方が宜しいようです。



タイムマシン =完=