管理栄養士の安中千絵氏が解説する。

「タピオカは、ほぼ糖質で構成されている、いわば“糖質の塊”です。


特筆すべきビタミンやミネラルは含まれていません。心配なのは、タピオカの売りのモチモチ感はアミロペクチンによって生まれますが、この成分は消化吸収が早いため、血糖値を急に上げやすい」

糖質量はLサイズで角砂糖50個分

 糖質の多さに血糖値の急上昇……中高年には耳の痛い話だが、さらにガムシロップの影響も大きいという。 

市販されているガムシロップは、ただの砂糖水ではなく、ブドウ糖果糖液糖など「異性化糖」が主要成分であることがほとんどだ。

「異性化糖は口当たりが爽やかなので、過剰な甘さを感じにくく、スルスル飲めてしまうのが怖い。肥満や糖尿病の原因を作っている甘味料といわれ、現在世界中で問題視されています。


異性化糖とタピオカで、ダブルに糖質をたくさん摂ってしまうことにもなるので、血糖値が非常に上がりやすく、“血糖値スパイク”(食後に血糖値が急激に上がること)を起こしてしまう可能性すらある」(安中氏)

 ちなみに、タピオカミルクティーの糖質量は、Mサイズカップで換算すると角砂糖33個分、Lサイズだと角砂糖50個分にもなるという――。


血糖値なら400超えは軽くやっちゃうレベル。

更に長持ちさせる為にガムシロップ漬けにしまくり、危険度アップされてるんだとさ。

屋台のタピオカを飲むのは、流行りかなんか知らないが死を招く。