たぶんこのブログを読んでいる方からすると、捨ててもいいような古着に時間をかけてリメイクするなんて、この人なんて暇なんだろう・・・って感じなのではないかと思います。

確かに。

着古した洋服をリメイクしても、せいぜい二軍選手止まり。リメイクが失敗すればもう二度と着られない戦力外になってしまうことも。(まぁそれはそれで未練が断ちきれていいけど)

無駄に思えるそのリメイクも6年も続けていれば、それなりの副産物もあるわけで。

洗濯表示の確認はもちろん、毛玉の付きやすさ、洗濯での型崩れ、素材の割合、ホコリの付きやすさ、チクチクしないか、のチェックはもちろん、ゴムが伸びた時に直せるか、万が一お直しするとしたら自分に手がおえる素材か、ミシン糸は自分の持っている色でイケるかなど、いろいろ考えるようになりました。そしてまた、試着を怠らない強い気持ちが育ちました。

リメイクをしつつ思うことは、その洋服を買ってしまった後悔、そしてその欠点を見抜けなかった悔しさ、そしてリメイクするほどに価値があると思わせたその素材力への敬意(?)。

基本的に直す前提での買い物はしないことにしています。直すのが面倒だからです。できれば手も時間もかけずに一軍選手を手に入れたんです。私も同じです。

↓でもね。時々、本当に時々、直す手間をかけてでも買いたくなるものが出てきます。

これはかなりのお値打ち品!!でも、ゴムを左右に引っぱった時のウエストの幅が狭く脱着しずらいパンツ。パンツを広げた時の幅と私の骨盤の幅が同じなんですね。

でもこのパンツ、かなりのお値打ち品。ちなみに私の名誉のために言っておきますが、このパンツ、穿いてしまえば苦しくないのです。まぁゴムなので当たり前ですけど。

私はこのふんわり広がるパンツの下に裏起毛のレギンスを穿いて、できればさらに裏起毛のレッグウォーマーをつけて、死ぬほど寒い日に、下半身を冷やすことなく過ごしたい!!と思いました。

デニムや、チノパンの下にレギンスを穿くと膝が曲がりにくくなるのが嫌と言う重ね着が苦手な私にとって、唯一残された冬を快適に過ごす方法です。


これにレギンスを重ねたり、トップスや肌着をウエストにINしたりするなら、やっぱりウエストのゴムはギュイーンと伸びた方がいいに決まっています。

ここは6年間トレーニングを続けてきた貧乏ミシン部の実力を発揮する時です。

一発勝負、ネットにも本にも取説無しのお直しで、信じられるのは自分だけ。
現場勝負です。どんな本を読んでも、どんなブログを読んでも、近いやり方はあっても、やる気と勇気をもらっても、全く同じシチュエーションなんてことはまずないですから。

とにかく、お直しで大事なことは、ほどく前によく観察すること!
はずせない金具はないか、近い色の糸はあるか、糸をほどくときに、引っかけやすい素材じゃないか、サイズを直せなかったとしても、最悪元に戻せるか?といった感じです。

それともうひとつ大事なのは買ってすぐに直す気があるか!!です。
これを放置すると箪笥の肥やしが増えるだけになってしまいますから、注意が必要です。

↓強い心とあふれるやる気で、私も買ったその日にミシンに向かいました。

まずは、ウエストのベルトをほどきました。糸は黒なので、持っている糸で直せそうです。
このストライプの素材、ご覧の通りかなりほつれやすいので、ベルト全部を手持ちのウールに替えてしまおうかと思いましたが、買ってきたパンツはポリエステルとレーヨン混。せっかく洗濯機で洗える素材なのに、ウエストのウールに気を使って手洗いをしたり、毛玉になるのはまっぴらごめんなので、足りない分だけ足すことにします。

↓このパンツには前後左右に3つずつタックがあります。計12個。

前パンツの向かって右側を撮影したものですが、最初1番のタックだけほどこうと思ったら、ポケットがついていて、やや面倒なことになりそうだったので、1番を元の状態に戻して、ポケットから、一番離れた3番をほどきました。

ここでラッキーだったのは、裏地も表地と同じように、前後左右にタックが寄せてあったことです。あぁ危ない。裏地にタックがなかったら裏地も全部ほどいて布地を足さなければならないところでした。

というわけで、前パンツは、中心に近い左右各1個のタックを、後パンツも左右各1個のタックをほどき、なんと20センチも広げることができました。

↓ウエストのベルトは叔母にもらった黒のウールを足してこんな感じ。

足した布が前にあっても後にあってもヘンなので、思い切ってベルトを半分にカットし、左右10センチずつ布地を足すことにしました。

↓後は元に戻すだけ。


↓足した布地、気になるひとには気になるかな?ポケットに手を入れるとこんな感じです。


↓後はゴムを入れるだけなんですが、それがまた難しい!

最初4コールを入れたんですが、ゴムがおなかの肉で折れ曲がる感じがしてNG。しかも2本通したら若干苦しさを感じました。次に12コールを入れたんですが、なんだか弱い・・・。

↓ってことで、上の段に12コール2本。下の段に12コール1本でなんとかちょうど良くなりました。(これは正しい方法ではありません)

次買うときは、12コールと4コールの間の幅を狙おうと思います。
それにしても、ゴムって、上の段と下の段、同じ強度で入れるの難しくないですか?
いつもどっちかが強くなってしまいます。最初に測って入れている方っているのでしょうか?私は入れてから、目分量でだいたいこのぐらいかなってところで切っているので、最初に通したゴムの長さがわかりません。(笑)

で、今回は・・・。
上の段を入れて、ゴムを切ることなく続けて下の段に入れました。(爆)
上下の強度自動調整!!

↓最後は自分へのやさしさ。前後を見分けるボタンをつけて完成です。

お直しする勇気がない方、最初はバーゲン品からTRYしてみてはいかがですか??

今朝、旦那さんがやっぱり肌着はやっぱり冬も、綿100%でお願いします。と言いました。
興味がないながらも、貧乏ミシン部を読み続けただけあるなと思いました。

↓実践あるのみ!(笑)
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↓今回使用したのは・・・。新素材ライクラ!

↓普通のゴムより長持ちするか検証中!ライクラ!