【私的 われらが背きし者 名言】

 

p146

真実の愛に冗談が入る余地はない。

 

p156

冷静でいよう。狂った世界では、自分の知っていることに固執しないといけない

―ゲイル・パーキンズ

 

p222

「それについては、われわれの言うことを信用してもらうしかない」

「あなた方の組織の言うことを?」

「当面は信用してくれ」

「何を根拠に? あなた方は、自分の国のためなら平気で嘘をつく紳士たちですよね?」

「それは外交官だ。われわれは紳士ではない」

「では、保身のために嘘をつく」

「それは政治家だ。われわれはまったく違うゲームをしている」

―ペリー・メイクピース&ヘクター・メレディス

 

p241

「そうか。僕ら二人とも、世界を見てきたってわけだ」(中略)

「むだ飯を食ってきたわけではない」

―ルーク・ウィーヴァー

 

p244

「わたしの問題は、上に向かって唾を吐くのがうまくないことです」

―ルーク・ウィーヴァー

 

p267

長く連れ添った夫婦みたいだ、とルークは思った。こうした口喧嘩はすべて、以前やったことの繰り返しなのだ。

―ルーク・ウィーヴァー

 

p337

「ああ、われわれはどちらにしてもイカれてるからな」(中略)「そこが重要な点なんだ。どうせイカれちまうんであれば、大義のためにイカれることにしよう」

―ヘクター・メレディス

 

p519

わたしたちは学者じゃない。行動するんです

―ルーク・ウィーヴァー

 

p520

取り繕った話と、厳しい真実と、どちらがいい

―ヘクター・メレディス

 

p522

われわれはフェアプレイを尊ぶイギリス紳士かもしれないが、不誠実なアルビオンのチンピラでもある。聞いてるか? それとも、僕は壁に話しているのか?

―ヘクター・メレディス