映画鑑賞前に読み終えなんとも物悲しい気分になったのとは対象に
映画の方は時々物悲しくなるも全編にユーモアが溢れ鑑賞後には
とても癒やされました。こういった改編はありかなと思いましたね。

【私的 ミスター・ホームズ 名探偵最後の事件 名言】

自然は完結した存在で、完全に釣り合っているが、
人間は永久に人間との不和を抱え、争う
―シャーロック・ホームズ

複雑でない人生はひとつもなく、
おのおのが深遠で、つねに変化し続ける
―シャーロック・ホームズ

誰かの不在を感じることは、
その人の存在を感じることでもある
―シャーロック・ホームズ

納得の行く説明、あるいは明確な答えが存在しない
状況で真実を探し続けることほど悲惨で苛酷な精神状態は
ないのではあるまいか
―シャーロック・ホームズ

正直言って、真実だの真理だのという概念には食傷気味なんですよ。
物事は―真実と置き換えてもらっても構いませんが―
単純にあるがままに存在する、と私は考えています。
よって、もっとわかりやすく言えば、物事を理解していくうえで
大量の後知恵が必要になるはずです。つまり私は、最初にまず
はっきりと目に見えるもの、すなわち外面からできるかぎり
情報を集め、次にそれらを統合してそのときどきで直接の
価値があるものを導きだす、という姿勢を支持します。
万能で神秘に包まれた普遍的な意味―そうしたところに
真実が宿っている考えにはこれっぽっちも興味がないですね
―シャーロック・ホームズ