今夜は珍しくテレビを見るぞと決めて帰宅。「振り子」を二時間通しで、見せてもらいました。
テレビを見ている脇で、「寝ているのにいないいないたぬき」をしている子がいて、入り込めはしませんでしたが、身に摘まされる場面や台詞、そしてやはり最後の原作パラパラマンガには、込み上げるものがありました。
僕の好きな俳優さん、小松の親分さんの、「振り子は左右のバランスが崩れたら、振れることはない」という言葉。そして、劇中で奥さんの語る、「どちらかに元気が無くなれば、反対が頑張ればいい」という言葉。どちらも真実なんでしょうね。
振り子時計を刻むように、一分一秒を積み重ねていきたいなと、そんな思いが自然に浮かぶ物語でした。
良いものを見ましたよ。