昨年あたりから聞こえ始めたゲリラ豪雨というのが、今日もあるかもしれないとのことで、越谷の実家におります旦那さんから今日はお泊りですとのご連絡。
こりゃ千載一遇のチャンスですよ…なにがって、我が家の旦那さん、ニンニクが苦手なもんで、あたしがニンニク食べるのをいやがるわけでございます。
ということで、しばらくご無沙汰の黄色い看板を訪ねていくとしましょう♪
最近仕事も立て込み気味でこの日もお残り予定だったんですが、そんな事情があるなら仕方がないな、と脳内会議の結果がまとまりまして、仕事を手短かに切り上げて、向かうは我が家から一番近いラーメン二郎千住大橋店さんでございます。実際距離的には、小岩の二郎だったり亀戸二郎だったりの方が近いかもしれませんが、どちらも駅から結構距離があることに加えて、夜の営業をしていないもんで、それに比べるとこちらは京成線千住大橋駅出口の真ん前ですからね。今日は行列は四人、しかもオペレーションがいいらしく、回転も速いですよ。
行列がどんどん減っていくと、助手の店員さんがお店の前まで来て、あらかじめ注文を確認してくれます。こうして、席に着く前にゆではじめることで、ゆでるのに時間のかかる極太麺の提供間隔を短縮しているのね。ありがたいことですわ。
てなわけで10分ほどで店内に入ることができました。そこから待つこと5分程でしょうか、マスターから「ニンニク入れますか?」のコールがかかります。
最近、おなかがすぐに膨れてしまうし、あわよくば今日はもう一軒くらい軽くひっかけても行きたいしというやましい考えから、野菜コールは遠慮して、ニンニクアブラでお願いします。
てんこ盛りのもやし中心の野菜を二つかみと、分厚く切られた豚が二枚。そして見てください、このニンニクの量。どうみてもニンニクましましですよ、こりゃ明日の通勤電車は大変かな(^^;。でも、二郎のラーメンはニンニクが入っていないとねぇ。
さらには上に乗せられたトロットロの脂がまた素敵です。
熱いのでお気をつけくださいと、カウンター上におかれるどんぶりをこわごわもって下におろします。さあ、数か月ぶりのご対面ですよ。最後に二郎いただいたのは、今年の頭のころに三田本店に顔だしたのが最後だったかなぁ?
間近に置いてみるとそのニンニクの量もさることながら、ブタの厚みに目を奪われます。この厚さはすごいなぁ、そして周りをつつむ琥珀色の脂の層がトロトロでいかにも食欲を刺激してくれますね。
持ち上げてみると、その肉厚感がよくわかります。そしてずっしり重たいんですもの。いやー、このブタの出来はすごいですわ。
実際、のちほど食べてみるとアブラはトロッと口の中でとろけ、赤身の部分もやわらかく、繊維がほぐれる感じ。なんとも食べごたえがありそうですよー。
さあ、いよいよいただいてみましょう。
持ち上げると割りばしがしなるほどの麺の重量感、噛み締めると二郎一流のワシワシとした食感、なんとも食べごたえがある麺だなあ。
そして特筆すべきは、スープの味わい。どんぶりの表面は1cmほどの脂の層でコーティングされています。その下のスープはカネシ(醤油だれ)の効いた、ガツンとくる味わい。
カネシ濃いめは最初食べ進むにはいいんですけど、あとがちょっとね。
実際、濃いめの味付けに最初の半分の麺は瞬く間に平らげてしまいました。豚と一緒に麺をほお張れば、この幸せ感ったらないわよね。
ただ先ほどの心配のとおり、カネシ濃いめは、後半味わいに飽きてくるというか、食欲が負けてしまうんですよね。実際、後半は膨れてきた胃袋をさすりながら、箸が止まりそうになるのをこらえて、一気に最後まで完食。いやぁ、実際箸が止まったら、もう帰ってこれなかったかもしれないわ(^^;
お隣ではカップルが二人でゆっくりと小ラーメンを食べていますが、一息に行かないとダメですよー。
このあとは膨れるおなかをさすりつつ、おなかがこなれるよう北千住まわりで関屋まで歩いて、電車に乗って帰りましたとさ。下心満点の〆の一品からの一杯というのは、夢想でしたね(苦笑)。
ただ、満腹感は程よい感じで、ベルトをゆるめることもなく、ちょうど満腹だねといった感じで帰宅することがでぎました。
いやぁ、久々のニンニク分補給、さてこんばんは窓開けて寝て、明日の朝までに部屋の匂いがとれるかなぁ(^^;。どうも御馳走様でした。