今年は、異例の寒さから桜の時期が遅れたものの、四月に入ってからの温かさに、花も一息に開き、結局花見ができたのはわずか二週間でしたね。以来、若干の寒の戻りはあるものの、春の歩みはとどまらず五月の花はほぼ例年通りの予定のようです。
そんなこんなで連休初日のこの日は、根津につつじを見に行こうかとも思っておりましたが、我が家のヘム太ちゃん、またまた鼻風邪をひきまして、鼻詰まりが苦しそう。
てなわけで耳鼻科に行ったりなんだりで、一日が過ぎゆくのはあっという間。まあ、様子を見てるだけで面白く、時間を忘れてしまうんですけどね。
ということで、折角家にいたことだし、この日はご近所U先生と示し合わせて、ゴールデンウィーク通常営業の丸好口あけにお邪魔することにしました。
若干出遅れたものの、先行したご近所曰く四時過ぎでまだ五人の入りとのこと。はやる足を抑える理由はございません。無事にすべり込むことができました。
この日はゴールデンウィーク初日ということもあるのでしょうか、僕たちがお邪魔した終盤まで、店内は七、八割程度の入りで、四、五席の空きのある状態。キョウコさん曰く、「最初から満杯だと死んじゃうよ」って、そうですね、お店にもリハビリが必要ですよね。
実は丸好、早めの連休ということで、この一週間前に長期連休をとられておりまして、この日が休み明けの初日。奥の鏡前から入口まではズラリと常連さん方が並んでおられます。本来はその一角を占めるご近所に、わざわざ隣に来てもらいまして…お友達が来るかもという予定があったためでもあるんですが、まずはボールでかんぱーい。
ああ、久しぶりの丸好ハイボール。新ハイボールになって、昔のような桃の香りは薄くなったもののその呑み易さは変わらず。上手に味わいを継いでくれているように思えます。これがスイスイいけて、危ないんですよね(^^;
そして、アテの方はどうやら七月から法の網がかかるらしい、こちら。幸せの赤いカタマリをいただきましょう、丸好といったら元祖レバ刺しでございます。
一口、口にすればニンニクの効いたタレに引き出されたレバの甘味が口いっぱいに広がるんですよね。ごま油でいただくレバ刺しもさっぱりおいしいですが、丸のこれは本当たまらん味わいです。通いはじめて10年あまりでしょうか、いつも食べられたこれが食べられなくなるかもしれないというのは、実に悲しいことです。
ことが起こる前に止めたいというのがねらいでしょうが、リスクを公が全部負えるはずもないじゃありませんか。それじゃ、今までのこの国のやり方とまったく変わりません。もう公には力はないんですから、私人の責任においてことを為すという体質に国ぐるみで変わっていかないと、早晩破たんの日が近づくだけだと思うんですが…。
あとは私たちもなにかあった時に、腹いせがわりに公の責任を追及するのはやめましょう。結局それが役人を委縮させた結果のような気がするんですよね…あ、つまらない話が長くなりました。ってか、あたしの記事自体思いつきをつらつらとなんで、全体につまらないですが(^^;
お肉を食べたら野菜もね、ってことでウルイのおひたしもいただきましょう。見た目はキャベツのようですが、シャクシャクとした食感が独特で楽しいですね。うっすらほろ苦い味わいに、口の中がリセットされるようです。
してると、お、キョウコさんから旅の写真が回ってきましたぞ。実は東北方面はゴールデンウィークあたりが桜の見頃。今年は遅れていたのもあり、残念ながらツアーの時にはつぼみだけ。聞けば30人近くでの大旅行とのことで、米沢やら赤湯やらの桜スポットを回っているものの、写真の大半はバスの中から夜の円会場まで、ひたすらのむ、飲む、呑むと、宴会の写真ばかり。いいんです、みんなで場所を変えて呑むのが旅のだいご味なんですから。
常連席の方は、さながら旅の反省会、おかみさんも交えて、なんとも楽しそう。春には少しはやい旅だったようですが、いい思い出になったようですねぇ。
そして、春と言えばこちら、タケノコのふき味噌がけ。こちらもほろ苦く、そして甘い味わいが、なんともたまりません。
これも山形で仕入れてきたと言っていたかな?、旬の筍も軟らかく、なによりこの味噌かけてご飯が食べたくなりますってばよぅ(^0^)/
止めに今年初というこのメニューにも出会えました。とんそくゼリー寄せ。
定番メニューである豚足の身をむしり、それをスープ仕立てにしたのが最近の冬の定番、とんそくスープ。これがまたあったまっておいしいんですが、そのトゥルトゥルコラーゲン分を冷蔵庫で冷やし固めたのがこちらで、これは夏メニューなんですね。
もう見た目でわかりますように、豚足のコラーゲンプリプリですわ。野菜もたっぷり、塩気も効いて涼やかでいて、また酒も進む、これとボールの無限ループに陥りそうですねぇ。
今日は赤いのと白いのと、二種のブロックに舌鼓。パンチの利いたレバ刺しと、さっぱりとしたゼリー寄せ、味わいは違えどの美味しさは変わらず。カウンターしかない店内でおいしいつまみに、常連さん方の話に耳を傾けつつ、友と語り呑む…まさに幸せのカタマリです。
いい連休のスタートが切れました。また来ます、どうもご馳走様でした♪

