酒場に入らずんば酒を得ず -帰途立石逍遥 | 丁稚烏龍帳

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today,detch stood live on the earth,too…

最近はトラブル続きで、成すべき仕事がまるでできていない。

今日も今日とて爆弾処理の引き続きで、ちとお残り。

とはいえ、今日は、今日こそは早めにお風呂に入るのだ。

そんな固い決意を胸に、七時半に会社を出て、八時半に地元に戻る。


この時間のせいもあろうが、宇も栄寿司も当然に店じまいのあと。

木曜日の立石仲見世は、閑散とした様相。二毛作をはじめ、諸店がシャッターを下ろしている。

その中でミツワはこの時間でまだ表に三人の若者たちが待っている。

この時間ならまだ刺身も選べるだろうか、ドライな炭酸を飲みながら、トロに〆サバ…いかんいかん。


ヨーカドーを回り込んで、駅の反対側に。aburiも今日は人が少ないようだ。

カウンターで男女がひと組、会話に花を咲かせている。かたや蘭州は今日も満席、店の前で何度も

頭を下げている律儀なお客さんがいる。よほどに感動したのだろうか。


呑んべ横丁を通り抜けると、江戸っ子も電気を落とし、秀はおやすみ。

ああ、もう一年近く行っていない…地元で飲める生ホッピー。真っ白な霜の下りたジョッキをグビグビッ

と煽る、あの喉越しの爽快さを久々に味わいたいなあ…。

そんなふうに思いながらも取って返して三平の前を通りがかると、カウンターにはすき間あり。

ここもまた生ホッピー、そしてチーズオムレツ、三大もつ焼きにも負けないシロタレ…ああ垂涎。


しかし、お風呂に入れる使命感が勝り、そのまま帰宅。

ところが、すでにヘム太ちゃんは夢の中…うーん(T-T)

ま、おこづかい制移行に伴う基礎条件交渉もできたし、少しとはいえ、ゴールデンウィークの話もできた。

よしとしようか。

それにしても、その時間に帰ってきたわりにもうこの時間。

生活サイクルを見直さないとなあ。さて、そろそろ布団にもぐりこむとしよう。

明日の朝も早いから。