それは10月1日の出来事でした。
前夜に飲みすぎた水分を少し絞ろうかなと、柄にもなくランニングを決意。
さて、どこ行こうかな、お、そうだ去年見逃した亀戸龍眼寺の萩の花を見に行きましょう。
MD持って音楽を聴きながらテレテレとランニング、というかウォーキングを前傾にした
ようなもんですね、僕の場合(笑)。
殺風景なビルの谷間に花畑、小さくてわからないでしょうが、オレンジのコスモスが
ビル風に揺れています。なんだかそれだけで、肩の力が抜けてふっと笑みが込み
あげてきます。
滴る汗をぬぐいながら、明治通りを下って亀戸へ。ここまで約40分。うーん、膝の
爆弾がもう限界ですね。どだいランニングシューズでなく、アスファルト上を走るの
が間違っていますわん。左ひざの腱が痛みはじめた頃合に到着です。
さてと、とりあえず一礼して寺域に足を踏み込むと、ん、ここお寺?近代的な建物に
受付付き。お堂がない~(T-T)。
と想像と少し違ったことに少しばかり落胆しながら、左手の萩を見てみると、うーむ、
それでも少し遅かったですか、日向は既に花が落ちていますね。
石門の左手が萩の植え込みになっていて、間には池もあしらわれ、ところどころに
彼岸花の赤、そして萩の紫が揺れています。
盛りは過ぎたとはいえ、小粒の花の紫色は綺麗ですね。そして、風が吹き抜けて
いく。かいた汗が一息に引いていくような気がします。十月になってからも夏日が
続くなど、季節感がすっかり狂っていますが、それでも季節は経巡り、地球は回る。
小さな秋を感じた一時でした。


