爽やかなるもつ -善ちゃん(四つ木) | 丁稚烏龍帳

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today,detch stood live on the earth,too…

u先生から近所飲みコールサインが届きます。
今度善ちゃんに案内してほしいということだったのですが、平日はなかなかおやすみが
取れそうも無い状況なので、善ちゃんのありがたい特性しょにょ1、日曜開店を利して、
したらば日曜仕事後に約束をしたのでありました。


今日は仕事→建てまえ→善ちゃんと盛りだくさんだったのですが、数十年ぶりの餅まき
の壮絶さを楽しんだのち、立石に帰り着いたのが六時過ぎ。そのまま、おうちに直行して
自転車に乗り込み集合場所へ。珍しくかばん持ちなのは、そういうわけだったんです。
でもって、平和橋どおりを横切り渋江公園前の道をまっすぐ南下。少しばかり遠回りに
なりますが、この路が一番わかりやすいんです。突き当りを左に折れれば、今日の会場
善ちゃんに到着です。

しかし、六時半にしてこの自転車の量、二人で座れるかなぁとドキドキしつつお店をのぞく
と、ちょうど入り口左手の四人がけが空いています。ラッキー。残るはカウンター二席のみ
というギリギリのタイミングでした。

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さてと、注文注文、この日のコンセプトは刺しが食べたいという企画者の意向に沿って、
焼台上の黒板をじっくり眺めます。うーん、玉はないみたいですね。実はもっとも食べて
ほしかったアブラ刺しもなくて、ちょと残念。ご近所力を活かして、また来ればいいですね。

忙しさの合間を縫って、お母さんが注文取りに来てくれます。「飲み物は…」「ボール二つ
ください」「食べ物は…」好みの刺しを一品ずつ、先生はタン、僕はテッポウを選択、それと
さつま揚げ焼いてください。



注文をお父さんに伝えて、入り口右手の冷蔵庫からシトロン二本、栓を抜けば溢れる泡が
マグマのように。ピッチャーの薄い黄色の素をグラスに注ぎ、ハイボール様お着きです~。
勇気を持ってニホンシトロンをグラスに逆さに、途中あふれてしまうのではないか?という
恐怖心との戦い、そして勝利。毎度のことながら、絶妙に適量なんですよね。ほぼグラスの
縁ギリギリまで入ってぴったり一本。さて、乾杯です。6.19magma


グビッと飲んで…む、いかんレモンが口に当たってしまって液体が入らない(笑)。いつも
なら一口目はぐびりぐびりと行くのですが、今日はグビッで終わってしまいました。でも、
それが体調今一歩のこの日の僕にはちょうどよかったのかもしれません。そのあとも、
「セーブしてるね、IYさん」などと言われる始末。その日その日のペースで行きましょう。
しかし、このマグマはのどにキマスね、思わずむせ返りそうになりながらもその清涼感が
陶酔感を導いてきます。はぁ~、仕事終わった~。



さて、出てきましたよ名物刺し盛。まず目に飛び込むのは、一面のネギ、葱、ねぎ!
このネギがいいんです。ネギも不思議な食材ですよね、ネギの辛味がないのが、実は

不思議だったりして。
6.19negi


さらしてあるからなんでしょうか、ネギのさわやかな薫りだけが残り辛さやエグ味などは
欠片もなく、もともと質の高いもつ刺しに清涼感が加わって、一層箸が進むのです。
そして、肝心のもつはというと、もうタンはとろーっと、脂分が細かな球状に満遍なく広が
り、箸で持ち上げればそれだけで柔らかさのわかるしなり具合。口に入れて一口噛めば
特製たれとネギの香が鼻腔に抜け、下にはタンの軽やかな食感、そしてかみ締めるだに
あふれくるお肉の味わい。ああ、今思い返してなお垂涎。


テッポウもまた、クニュクニュッとした食感が歯に心地よく、タンが柔らかさを味わうのに
対し、こちらはその歯ごたえの妙を楽しむ感じというのでしょうか。また、脇に添えられた
すりニンニクと辛子が利くんですよね。翌日の仕事など何するものぞの心意気です(笑)。
実は僕の一番のお気に入りは、先ほども書きましたがアブラ刺し。アブラスキーを自認し
てやまないu先生にも是非と思っていたのですが、この日は入荷無し。残念。
絶品のピンクの玉刺しも美味しいですよ。


6.19age 6.19tale


ころあいで出てくるどかーんと一枚さつま揚げ。どれくらいかというと、畳一畳くらい(笑)。
それは言い過ぎとしても、20cm×10cmに厚さも1cm超というお座布状態のさつま揚げ
は、これは親父さんの焼きの妙味を物語る一品でして、添えられたしょうがを軽く添えて
醤油を回していただくと、口の中にすり身の甘さがふわ~っと広がるんです。いつも頼ん
じゃうんですよね。最初に来た時に、「玉刺し、さつま揚げ、焼き物四本とフルコースで頼
んでおなかくちくなりました」なんて昔話を語りながら、次のチョイスはやはり焼き物。



アブラスキーが目ざとく短冊の鳥テール(ぼんじり)を見つけます。塩で合わせるなら、ここ
は砂肝ですね。ぼんじりはネギが間に挟みこまれ、この部位特有の鶏脂をほどよく吸収。
うまうま、さっぱりうまうま。そうか、善ちゃんはさっぱり系もつ屋さんなのかな。
もつ特有のくどさをこのお店では感じることがほとんどありません。 6.19zen
それに焼き物にしても魚介系があったりして、いろいろなものが味わえるのが魅力の一つ
ですね。うーむ、また自転車こぎこぎお邪魔しましょう。



今日は二人でボール二つずつ、締めて3600円のお会計でした。いやあ、うまいもの食った、
さて、もう一軒行くぅ(笑)~?