いや、


別に


毎日鏡を見てため息をつくほど


悩んじゃいないんだけどさ。



だって、


見ちゃったし。





毛深くなる夢。



その国は(私が迷い込んだ国)


意外と 毛 には寛容で、



そんなもんフツーでしょ?


なんつって




すっごい美人が


すっごい剛毛で


すまし顔だったもんだから



私も心をゆるして腕をまくってみた





「私もすごいよ」






だけど予想外のもっさい腕がでてきたもんだから、



内心、え?



って思った。



顔を上げて周りを見てみると、やっばり毛の濃い集団。



だけど彼らは






ドン引きだった。





ん?





なぜ?





さっき
そんなもんフツーでしょ って言うてたやーん



その言葉どこいってーん





孤独だった。





毛深い腕を携えて、私は





孤独だった。





目が覚めて


自分の腕を確認すると



夢より薄い毛を確認して




ほんのすこしだけ




ほっとした。