Ⅰ

眠い

生理的に眠いのでなく、

ただ眠い

どこまでも深く浅く平たく荒れた和やかで激しく・・・・

”穴”

そこに蠢くは相反の意識

ある一つの意識がこの世界に生まれるなら

同時に相反する意識も同時に生成される。

A was born and not A was born in the same time.

これは絶対的であると信じている。

例えばAがある事象aに対して肯定する場合、

この地上のどこかではそれを否定する人も必ず存在する。

人は自分に敵対するものに対しそれを排除しようとする。

ゆえにこの世界から争いはなくならない。

ならば意識を消去するか、

消去は生成に同じ

生まれしものの消去は別のものの誕生である。

あなたが死ぬ

これはこの世界から一生命の消去である。

しかしそれにより悲しみ、憎悪、快楽などのシナプスからの信号（仮）

が生成する。

自然界においては大地を肥やし新しい生命を育む。

この世界は増えてるように見えて、実は増えも減りもしていない。

常に一定量を保っている。

訂正、保とうっとしていた。

この完全かつ絶対的な土台が崩れるときこそ、

本当に人々が、世界が怯えるときである。

それを悲観し見守るか、はたまたそれを楽しみにまつか・・・

どちらにしろ世界には崩れることしか選べない。

この”穴”

塞ぐも掘るも

選ぶは僕らではなく、

僕でもなく、

君でもなく、

神ですらない。

あなたはこの行く末、見守れますか？

あなたはこの先、選ぶことができますか？

あなたは世界に選ばれますか？

あなたは”穴”に沈む。

否、沈められる。

足掻くな、

待つな、

動くな、

止まるな、

さあ選んで見せてください。

さあさあさあさあさあさあさあさあさあさあさあさあ

選べ選べ選べ選べ選べ選べ選べ選べ選べ選べ選べ選べ選べ選べ選べ選べ選べ選べ選べ選べ

選べ選べ選べ選べ選べ選べ選べ選べ選べ選べ選べ選べ選べ選べ選べ選べ選べ選べ選べ選べ

選べ選べ選べ選べ選べ選べ選べ選べ選べ選べ選べ選べ選べ選べ選べ選べ選べ選べ選べ選べ

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選べ選べ選べ選べ選べ選べ選べ選べ選べ選べ選べ選べ選べ選べ選べ選べ選べ選べ選べ選べ

そしてあなたの創る”穴”

見してください。

それから

消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ

消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ

消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ

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