どうやら、身辺調査をしようと観察したり、周りの人間の話を聞いていると、本人もヲタクらしい。
あれから、だいぶ喋れるようになってきたと思えば、こいつは変だ。
①授業中に俺の国語の教科書に毛の生えたドラ○もんを描き、「私です!」と付け足す。
…それは俺じゃねぇ。しかも怖ぇよ。俺の姉ちゃんに見せたら怖がってんじゃん。
②教室に乱入したヤモリを捕まえ、社会の時間中横でどうやら可愛がっている。
俺に見せ付けんな。撫でてんじゃねぇ。つかその手で触ろうとすんな。
③ダンゴムシに俺の名前をつけて呼ぶ。
だから俺じゃねぇっての。楽しそうに笑うな馬鹿。
だいぶ、分かってきた。
無邪気に笑うところ、意味の分からないところ。
社会以外の移動教室は嫌になって、いつの間にか目はアイツの方へ向くようになった。
そんなある日の出来事。