えーんえーん
ゆのくん、嫌い
大嫌い
いっつも、僕のこと
突き飛ばしたり
睨んだり
僕はゆのくんに何にもしてないのに
何にも言ってないのに
『ちゃみな～
どうしたの？
せっかくの可愛いお顔が台無しだよ？』
「うっ…えーん
ゆ、ゆ、ゆのっ
ゆのくんがっ
僕のこと、バーンって押すの」
『そっか
悲しかったね…
ちゃみな、お話してくれてありがとうね』
そう言って、じぇじゅん先生は
僕を優しく包み込むように
抱っこする
ふわぁ…じぇじゅん先生の匂い
あったかいあったかい匂い
何の匂いだろう？
あ…じぇじゅん先生のくちびるが
僕のお鼻に、ちゅん🎵て
わぁ…甘い甘～い、綿菓子の匂いがするよ
と………背中に
痛いようなイヤな感じ
ゆのくん…だ
睨んでる
怖い、怖いよ
僕は目をつむり
じぇじゅん先生にぎゅっと
いっそう強くつかまる
『あ！ゆのく～ん
何してるの～？
先生と一緒にお散歩行く？』
目をゆっくり開けながら
チラッとゆのくんの方を見ると
ゆのくんは、さーっと走って行ってしまった
『ちゃみな、先生お昼の用意してくるね』
あぁぁ…抱っこおしまい
でも、お腹も空いた
今日のお昼は何だろう？
お肉と山盛りのご飯がいいなぁ～
『ゆ～のくんっ🎵』
「ゆ～の、じゃないっ
ゆの、だもん」
『あ、ごめんね…ゆのくん
お昼の時間だよ？
一緒にお部屋に行こっか！』
ゆのくんの手を握ろうとした
その瞬間
ギィｯｯｯ
『い、痛っ…』
握ろうとした僕の手の甲を
爪で引っ掻いたゆのくん
『ゆのくん…
お口で…聞かせて
ゆのくんのお話
ゆのくんの思ってること
教えて欲しいな…』
プイッ
ゆのくんは顔を背け
園庭の隅っこに行ってしまった
僕は…知っているよ
ゆのくんは、いつもいつも
遠くからお友達を優しい眼差しで見ていること
ちゃみなのことも
本当は…………
ねぇ、そうだよね？
数日後
『みんなの大好きな
ダンスの時間ですよ～
今日は少～し難しい
ターンをやってみようね！』
僕はターンが上手く出来ないんだ
それっ！あーっ
やっぱり出来ない
えいっ！うーん…ダメだなぁ
『ちゃみな、ねぇ見て見て！
ゆのくんのターン』
わぁぁ！ゆのくん、くるっと回って
ぴしっと止まって…
止まった時に左手は腰に
右手は地面を指差して
カッコいい！
僕は思わず拍手をした
「ゆのくん！ゆのくんすごい！
もう１回見せて！」
ゆのくんのお顔が
少し赤くなったよ
目がパチッと合ったけど
睨んでなかったよ
「ねぇ、ゆのくんっ！」
ゆのくんがくるっと回る
ぴしっ
そして、僕の前で何度も何度も
くるっと回った
「ね、ゆのくん…こう？」
くるっ
「違う…こう」
初めて
初めてゆのくんとお話したよ
僕は嬉しくて嬉しくて
「ねぇ、ゆのくん…こう？」
右手の指差しを真似すると
「もっと…まっすぐ」
ゆのくんが右手で地面を指差す
わぁ～カッコいい！！
うん、僕も指差し出来たよ
「じぇじゅん先生～～～
見て見て～～～
僕もくるって出来たよ！
指でぴしって出来たよ！」
嬉しくて楽しくて
じぇじゅん先生に知らせたくて
抱っこをしてもらいたくて
先生のところに走って行った
『ちゃみな～
ターン出来たの～？』
「出来たの～
ね、先生抱っこ！」
じぇじゅん先生は僕を受け止め
抱っこしてくれた
と、その時だった
『痛いっ』
じぇじゅん先生のお顔がニコニコから
困ったお顔に
『痛たたた………』
抱っこから降ろされ
じぇじゅん先生の腕を見たら
爪でぴーってやった跡が…
ちょっぴり血が出てる
そして、その場にいたのはゆのくんだった
『ゆのくん…
先生痛かったよぉ
ゆのくん、お口で…』
「………も」
『ん？』
「……くも」
『くも？』
「………僕…も…………っこ」
『うんうん、ゆのくんも何かな？』
「……っこ」
『ゆのくん、もうちょっと大きな…』
「抱っこぉ！！！！！」
『ゆのくんっ！
抱っこね～～～🎵』
ゆのくんのお顔は真っ赤っか
僕のお家の冷蔵庫にある
イチゴみたいだった
真っ赤になって
下を向いてるゆのくんを
じぇじゅん先生がひょいっと抱っこした
『ゆ～のくんっ』
「…ゆ～のじゃないっ……」
へぇ……ゆのくん
ゆのくんが笑ってる？
ううん、笑ってるんじゃない
赤ちゃんみたいに甘えてる
ゆのくん…
もしかしたら
ゆのくんも、じぇじゅん先生を……？
ダメ！
ダメだよ！！
それはダメなんだよっ！！！
「じぇじゅん先生っ
僕も～
僕も抱っこぉ～～～～～」
～おわり～
(∵)(∵)(∵)(∵)(∵)(∵)(∵)(∵)(∵)(∵)
↑ユンホバリケードwww
どーもー、ぱーこです🎵
なーんかネネちゃんココちゃんジェジュンを見てたら、こんな妄想しちゃいました😆
だいぶ暑くなってきましたね
もうどうしていいかわかりません
(なにが？)
早めのユンジェ(ユンジェミン)
オススメします
(だからなにが？)
もうおわかりですね
すでにバテてますwww
だからぁ～暑いの苦手なんですわ
どうぞお体をご自愛下さい
さぁ～
ジェジュンとひふみんだぁ＼(^o^)／