後見・20 069 同盟の正式な調印のため、広は軍師の呉起(ごき)と、供(とも)の者を引き連れ、先代の邸宅を訪れた。 そして宴席(えんせき)にて。。。先代は上座の自分の隣(となり)に広を座らせ、自分の弟として丁重(ていちょう)に遇(ぐう)した。若い広の感激は、言うまでもない。「まぁ飲め、兄弟(きょうだい)!」本当の弟のように打ちとけて話しかける先代。~ 続く ~