No.191 伏竜飛翔す・63「ははは。 強情(ごうじょう)なお方や。」柿内は、ギラギラと目を光らせる。彼は、一歩も引く気は無いようだ。彼は続ける。「それやったら、 庭付きの大豪邸を、 お付けしますわ♪ どうでっしゃろ?」「いやぁ、何もいりまへんわ。」梅山が拒(こば)むと、「わかった! プール付きや!」柿内は、探るように二人を見た。~ 続く ~