No.102 宿命・11 この日の本に、ましてやこの大坂に、彼を知らない者などいなかった。「で、 こちらのライターでっけど。」瓶兵衛は、改めてパンフレットを見た。いろいろなデザインのジッポーライターが、紹介されている。と、一つのライターが目にとまった。なんと純銀製。値段は、税込み2万円。~ 続く ~