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Pianist and midnight

真夜中のピアニストは眠ることを知らずとても敏感なその耳でそっと音色を聴くのです

「ラッピングお願いします!」
勇気を振り絞って店員さんに頼んだチョコレート。
14日今日。君に渡しに行くよ!

・・・・・・そうか。今日は生憎の日曜日か。
静まり返った廊下。嘲笑ったかのような壁のシミ。

帰ろうと振り返った瞬間 奇跡が起こったようです。

「お前もか?」
ちょっと恥ずかしそうに訊く君。

「ん、ちょっと違う」
私は
間違えたんじゃなくて、逢うために来たの、
かもしれない。


好きな人に話しかけられない私に
神様からの最後のチャンスかも、と
お得意の演技が通らないほど緊張して言った言葉は

「どうせだから、あげる」

あぁ
バレちゃった。
嫌でも受け取ってもらうからね。
感想、待ってます。


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何故か書きたくなった季節はずれのバレンタイン。

子供は無垢で素直でずるい。
でも、一番賢い人間だと思う。

子供は人を外見や口調などで判断せず
直感で判断しているような気がする。

心を開く人には近寄り
偽りの者からは遠ざかる
まるで賢い子犬のような気がする。

このお話が真実に近いなら
たぶん私は「人」ではないなにかなのだろう。

偽善者であり偽悪者でもある
それでして 子供が近寄るなにか。

たぶんお人形かな。
飼っていたハムスターが
病気で亡くなって
鉢植えですごく小さいお墓を作ったの。
パンジーを添えて。

でも私には命を大切にすることは難しくて
パンジーはいつのまにか色を失っていたの。

なんでだろう。
君の事これからも大切にするって
そう誓って植えたのに。

あぁ
そうだ。私が、
私がパンジーを植えたわけがやっと分かったよ。
たぶん結末は私自身が一番知ってたんだ。
だからきっと、その花に惹かれて。
ごめんね、でも、もう咲き戻ることはないんだよね。
君の命とたぶん、恐らく同じで。