Be My Valentine!
2月のイベントといえばバレンタイン・デー(St. Valentine’s Day)。日本では女性から男性に愛を告白する日とされていますが、欧米では男性が女性に愛を告白する日となっています(ちなみにホワイト・デーは存在しません)。
2月14日は一年で一番ロマンティックな日。この日にプロポーズを敢行する男性も多く、デパートや宝石店には素敵なジュエリーがピンクのリボンと共に溢れる季節でもあります。
また、バレンタインのお花といえば紅いバラ。フラワーショップの店頭だけでなくストリートのコーナーには両手にバラの花を持って売り歩く即席のお花屋さんも登場します。
ここで私が実際に体験した素敵なエピソードを一つご紹介させて頂きますね。
私の留学していたアメリカの高校ではValentine’s Dayの一週間前からお花のデリバリーを予約する事ができました。これは校内でのデリバリー・・生徒会が中心となって男子から予約を受け付けて、バレンタイン・デーには校内にいるガールフレンドまでバラの花とカードを届けてくれる・・というイベントです。このイベントの面白いところは授業中てんとう虫(!)の仮装をしたイベントスタッフによってバラの花が届けられるという所。流れとしては、てんとう虫がドアをノック、先生がドアを開けると「MichaelさんからのメッセージをKateさんにお届けです」と言って教室に入り女の子にバラの花を手渡し跪いて彼からのメッセージを読み上げる、というものでした。
高校2年生のバレンタイン・デー、Ms. MackieのUS Historyのクラスにてんとう虫がやってきました。Ms. Mackieがドアを開けると顔を真っ黒に塗ったてんとう虫が何も言わずズカズカと教室に入り込み、大きな画用紙に書いたメッセージを掲げました。「This is the message to Ms. Mackie.」そして可愛いバラのブーケを手渡すと跪き、てんとう虫の衣装を半分脱ぎ、ポケットから指輪を取り出して一言、「Would you marry me?」突然のプロポーズに教室は大興奮となりました。その真っ黒な顔をして、てんとう虫の衣装を腰から引きずって愛を告白していたのは隣の教室でChemistryを教えているはずのMr. Robinsでした。Ms. Mackieが笑顔で「Yes!」と答えた瞬間いつのまにか教室の外で見守っていたChemistryのクラスの生徒から大歓声!
Ms. Mackieは30代前半、Mr. Robinsはおそらく50歳くらいだったと思います。いつも寡黙で静かに化学式に向き合っていたMr. Robinsのロマンティックなプロポーズに感動!そして二人はその年の夏休みに私達の高校の向かい側にある教会で結婚式を挙げました。
“Be My Valentine”(直訳すると私の愛する人、大切な人になってください)そんなロマンティックな言葉と共にスペシャルなバレンタイン・デーを過ごすカップルが一組でも多く生まれる事を願いながら、私達スタッフは日々素敵な出会いのお手伝いをさせて頂いております。