九月の風<The September Wind> ~懐かしき音楽に乗せて~

九月の風<The September Wind> ~懐かしき音楽に乗せて~

日々の平凡な出来事や心に響いた出来事を、懐かしい音楽に乗せて綴っていこうと思います。

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仕事柄、夜の接待等も多く観る時間がないのも手伝って、
どちらかと言えば、あまりテレビドラマは観ないのですが、

ここのところ、すっかりハマってしまったドラマがあって・・・
(と言っても、毎週リアルタイムには観れてないんだけど)



タイトルは「もう一度 君にプロポーズ」という番組。



主人公は、二枚目の代名詞みたいな 竹野内豊 と
どこか哀しげで、守ってあげたい女性代表の 和久井映見



ストーリーも、どちらかと言えばありきたりの部類だと思うし、
どんでん返しや、あっと驚く展開があるわけでもないんだけど、

何と言うか・・・こう・・・、ちょっと懐かしい香りのする雰囲気と、
ゆっくりと流れる物語の心地よさに、気持ちが落ち着くと言うか・・・。



実際、現実の生活では、あまり経験しない事だと思うんだけどね。




まぁどちらにしても、50歳を前にしたエエオッサンがハマる
ドラマでないことは確かかな。




いや、待てよ・・・この歳だからこそ観入ってしまうのかもな・・・。





で、今夜の一曲


テレビではJUJUの「ただいま」という曲が主題歌になってますが、
ドラマを観ていて、ふと頭に浮かんだのはこの曲でした。

物語はきっとハッピーエンドで(そうじゃないとイヤなんだど)
多分、この曲の詩とは合わないのですが・・・



伊勢正三の名曲から 『君と歩いた青春』







もう一度、君にプロポーズ・・・か

もし生まれ変われたら、誰にプロポーズするかなぁ(笑)。







会社勤めをしてそろそろ27年・・・


これほど精神的に忙しい日が続くことがあったかなぁ・・・
なんて思いながら、本当に目まぐるしい毎日を送ってます。

よくよく考えると、昔は何夜も徹夜して仕事してたけど、
あの頃は、どんなに疲れても一晩寝れば元気になったし、
忙しいとは言え、今ほど会社での責任も重くなかったから、
何とか「若さ」という勢いで過ごせていたのかもしれません。

この年になると、疲れが「実感」として身に沁みますが、
やっぱりこれは「老い」以外の何物でもないのかな・・・(´□`。)



そんな日々を送っていても、何処かで僕のことを想い出して
疲れが溜まってきた時に必ずメールを送ってくれる人がいます。、



「元気ならそれで良いよ。あんまり無理しないで」なんて・・・



やっぱり、嬉しいものですね。



今夜の一曲

そんな優しさに感謝を込めて



(ちょっと歌謡曲っぽくて意外かもしれませんが)

松田聖子で「Sweet Memories」








いつも気遣ってくれて、ホントにありがとう。


娘の前回の入院から一か月・・・

何とか無事に入学を済ませ、意気揚々授業にも行き始めた矢先、
三度目の気胸が再発して再入院・・・。

現在の状況と今後の事(日常生活や再発の事など)を考え併せ、
結局通院治療だけでは済まなくなり、今日手術してきました。



僕自身が4月の移動で新しい職場に転勤となり、引き継ぎ等で
ただでさえ目が回るほど忙しい処に加えて、転勤が決まった日の
3月29日から土日を挟んで何と13連チャンの歓送迎会や接待漬け・・・

心身ともに疲労困憊な状況下での今回の手術は、正直言って
とどめの一撃でもありました。
何というか・・・思考自身が止まったような感覚だったかな。

仕事の状況から、とても休みなど取れる状態ではなかったのですが、
幸い今回の職場は前と比べると大きな部署で部下の数も多いため、
僕のフォローも確りとやってくれる副官がいて何とか助けてもらい、
今日の午後から急遽休みを取って手術に立ち合いました。



手術を前にして不安で涙ぐむ娘を前に、今まで妹や親父の看病で
慣れているはずの僕が落ち込んでしまい逆になだめられる始末で、
何とも、だらしない父親だったと思います。


結果的には、何事もなく手術は二時間ほどで無事に成功したのですが、
手術室から出てきた娘にこれまた情けない程に狼狽したりして・・・

因みに入院は、先週金曜日から数えて一週間ほどで済むようで、
いろんな病気がある中では、そう大した手術ではないのですが


何時まで経っても、僕自身が子離れできていないのかも知れません・・・。




で、今夜の一曲

今夜は術後の痛みもなく、ただただゆっくりと眠れるよう祈りながら、
娘が大好きな曲を、優しいオーケストラバージョンで・・・



となりのトトロから「風のとおり道」





病室で独りで痛みに耐えてる娘には申し訳ないけれど、
さすがに疲れたなぁ、なんて、ちょっとだけ弱音を吐きながら・・・


おやすみなさい・・・良い夢を♪





先日、高校を卒業して春休みを満喫していた下の娘・・・、


ここ数日「肩が痛い」と言ってたので、カミさんや上の娘から
寝過ぎだとかダラケ過ぎだとか言われて、ムくれてたのですが、

今朝は朝から息苦しいと言いだして、慌てて病院に連れて行ったら
<気胸(キキョウ)>という病気で、そのまま入院しました。



電話で「気胸だったよ」と言われてもピンとこなかったのですが、
要するに肺に小さな穴が開く病気で、成長期の男の子に多いらしく
安静が唯一の治療なのだそうです。

但し女の子の場合は慢性化することもあるらしく、その場合は
外科的な措置も考えないといけないんですが、取り敢えず今回は
数日間の安静・・・まぁ何はともあれ一安心です。



で、期末の超激務の中、部下諸君に理由を言って早めに仕事を終えて
病院に見舞いに行ってきました。

急遽決まった入院に、きっと不安一杯なんだろうなぁ・・・と思いきや、
案外けろっとした様子で、帰りに買っていったシュークリームを、
病院の食事は美味しくないからお腹が減ったと、二個も食べてました。




春になれば大学生と言う新しい生活が待っているわけですが、
どちらかと言えば、本人はこの大学の生活に不安を感じるらしく、
時々「ちゃんと行けるかなぁ・・・」なんて弱音を吐いてる様子。


中学も高校の時も、最初が一番不安定な時期だったこともあり、
僕自身も、もしかしたら半年くらいで挫折するかもなぁ・・・と、
不安が先行してましたが、今日の病室でのあの様子を見ていると、
ちょっとだけ安心できたように思います。


そういう意味では、
わが子の成長(?)に驚かされたワンシーンでもありました(笑)。





今夜の一曲・・・

入院中の娘だけでなく、今は世間の全て人が心から待ちわびている
事なのかもしれませんね・・・



松任谷由実で 「春よ、来い」








ホント、暖かな風と柔らかな日差しが、待ち遠しいですねぇ♪。




今日は下の娘の高校の卒業式でした。
(私は仕事だったので式には行ってませんが)


娘の話によると、やっぱり感激ひとしおだったようで、
式の途中から終わるまで、ずっと泣いていたようです。


それ以上にカミさんの方が号泣してたようですが(笑)。



三年前の記事にちょうど中学の卒業のことを書いていて、
卒業に寄せて娘が書いてくれた手紙を載せていました。
今さらながら、時の流れの早さを痛感しますね。

その時の手紙には、こう綴ってありました・・・。



 中学を卒業する時が近くなってきて、
 私は小学校のときのことを思い出しました。

 お父さんとは一ヶ月に一回しか会えなくて、しかも、
 私はあまりおしゃべりが得意な方ではなかったから、
 お父さんが九州に行くとき、帰りの車の中で、
 いつも泣いてたことを覚えています。

 
 (中略)

 いろんなことで、いっぱい助けてもらってありがとう
 勉強でアドバイスしてくれてありがとう。 
 私が以前、女優になりたいってワガママ言った時、
 応援してくれるって言ってくれてありがとう。

 この手紙が届くときは、高校の発表は終わってるけど、
 ちゃんと受かるように頑張ります。
 
 本当に15年間ありがとう。 
 これからもよろしくお願いします。




今読んでも、ちょっとウルウルしたりしますが(親ばかでスミマセン)
今回は時代を反映してか、メールが届きました。





  お父さんへ

  今日、無事に高校を卒業しました。


  3年前、高校に入学したばかりの頃は新しい環境に慣れなくて
  よく学校を休んで、お父さんに心配をかけました・・ごめんね。


  お父さんは優しいから、私が学校を休んでも何も言わないけど、
  本当はすごく心配してたって、お母さんから聞いてました。
  自分でもダメだなぁ・・・って思いながら、でも行けない日もあって、
  自分が悪いくせにお母さんに文句言ったりして・・・最悪でした。


  春からは大学に行きます。私立だからお金がかかってごめんね。
  でも高校と違ってちゃんと毎日行くから(当然だね)安心してください。
  出来るか分らないけどバイトもしたいな。初めてお給料をもらったら
  お父さんとお母さんにご馳走するね。もしかしたらラーメンとか(笑)。


  なんて言いながら、これからも心配かけるかもしれないけど、
  これからもヨロシクお願いします。ありきたりでスミマセン。


  お父さんもお仕事大変だと思うけど、あんまり無理しないでね。

  ありがとう。





49歳、会社では「鬼部長」と呼ばれる私・・・

メール見て、部長室で独りで大泣きです。はは・・・(〃∇〃)





三年前に選んだ曲は、南こうせつの「お前が大きくなったとき」でした。

今回は、あの頃と比べるとすっかり「おねえさん」になったあなたに
この曲を贈りたいと思います・・・まぁ、ちょっとベタかな(笑)。

   


   
 今夜は、ユーミンではなく、こんな澄み切った声で・・・

 ハイ・ファイ・セット 「卒業写真」





すっかり大人になった君だけど、これからいろんな経験をして、
時には胸が張り裂けそうな切ない恋をして、泣いたり笑ったり、
もっともっと素敵なサプライズに出逢うことでしょう。

そうしたら、この曲の持つ本当の優しさと奥深さが、
もう少し分かると思います。まぁ本音を言うと父親としては、
出来るだけ悲しい恋はしてほしくないけどね(笑)。


会いたくはないが・・・彼氏が出来たら、ちゃんと紹介するんだぞ。




卒業、おめでとう・・・もっともっと、幸せにね。